GAGA | ブログ@櫻本坊

やまと ことのは つづり

Be with Me

Be with Me✨〜光を信じる〜

世界は「陰」の世界へと、誰の目にも明らかな形で突入した2020年。
言葉を変えると、「心」の世界がメインとなる時代となりました。
「目に見えないこと」が今まで以上に大切にされていく時代。


天照大御神が天岩戸に篭ってしまった時、高天原(神々が住まう世界)も葦原中国(人間が暮らす地上の世界)も、闇に覆われ、禍事・災が多発しました。
天照大御神が洞窟から出て頂くために、八百万の神々が様々な案を持って試みた最後に、アマノウズメが乳を曝け出し踊り舞い、皆が楽しそうに笑いました。
その笑い声を聞いた天照大御神は、岩戸を少し開き、天手力男神がその手を取り、洞窟から引きずり出したことにより、世界に光が戻りました。(古事記より)

天岩戸開きの神話は、私たち人間にも置き換えることができます。

皆が心に岩戸を持っています。
その岩戸を開くには、それぞれの内にある「ウズメ」のようなエネルギーが必要です。

「ワタシ」が「ワタシ」として生きるために。
生き方や考え方を原点に戻して見つめ直すと、自分にとっての「ウズメ」が教えてくれる大切なことがあるはず。

目に見えない 形も実態もない…愛や想いや言霊、祈り…岩戸から本来溢れ出る「光」の根元たち。

外の世界はザワザワと混乱しつつも、中で静かに「ウズメ」を呼び起こす今だからこそ、「アフターコロナ」の「今まで通りが通用しない」世界を、どう変化し生きていくか?

…光と共に生きていくための心の準備期間は、尊いですね

Anju

#愛する人たちの生命を守るために

その「種」をどうする

その「種」をどうする?

格差が広がっていく社会。
差別や偏りが無くならない世界。
自分たちの心と生活に余裕がなくなってくると「優先順位」や「切り捨て」の作業に入っていくのが、当然と言えば当然かもしれません。

でも、そこで本来気づくべき、なにがなんでも守らなきゃいけない「ヒト」と「モノ」…何より最も大切な「ココロ」の部分。

考え方が「種」であれば、その種を、自分だけのモノとして独占するか、それとも多くの人と分かち合い共に畑を耕していくのか…?

かける「想い」が栄養であれば、各々の畑でなる実と花が、包み隠さず見せてくれる「質」や「人柄」があるはずです。

なにが真に必要で、なにが真に大切で、誰を愛していて、誰と共に生きていきたいか。

心は、どこにあるのか。
こういう時だからこそ、心のど真ん中にある想い・願い・生き方が明確になる。

どんな状況であっても、「ありがとう」を真っ先に伝えれる「他者満足」な生き方でありたいと願います。

Anju

#愛する人たちの生命を守るために

○ (まる)

○ (まる)
今日は…スーパームーン
満開の吉野山、満月の「清め」「祓い」「浄化」の日に、花まつりを、関係者一団となって、無事斎行させて頂きました。

お心を向けて下さった皆様に、心より感謝申し上げます。

いつもと違う緊張感や空気感、刻々と変動する状況の中で「祈ること=集中すること」の大切さを、今一度考えさせられる法要となりました。

不安 不満 愚痴文句、行き場所のない怒りやイライラも、ついつい出やすい時期。誰もが同じようなストレスと疲れを感じています。

そんな時こそ、意識できること-

「〜のせいで!」→「〜のおかげだよ」
「こんなはずじゃなかった」→「これも学び学び!」
「もっと手伝ってよ」→「ねえねえ、一緒にしよう😊
「ありがとう」→もっともっと「ありがとう!」

出会ってくれて、ありがとう
家族でいてくれて、ありがとう
妻/夫/恋人/友達/仲間でいてくれて、ありがとう
産んでくれて/産まれてきてくれて、ありがとう
生きていてくれて、いつも側にいてくれて、本当にありがとう😊

お互いの生命があることの奇跡へ、ありがとう。

言葉の選択と思いやりで、共に乗り越える力は増します。

今こそ…「想いを(更に!)力に」

Anju

13:00〜 花まつり法要 (釈尊降誕会)
今回は関係者のみで斎行させて頂いております。
神風にのって桜が吹雪のように舞い散る中、螺貝の音霊が宙に響き、法要が始りました 13:30〜祈祷護摩法要
お預かりしている祈願 護摩木の祈りは、炎によって神仏へと届けられます。
今回は関係者のみで斎行させて頂いております。
想いはひとつ。祈りは捧げられ続ける。満月の力に引き寄せられたのか、境内の八重桜が開花しました。混乱が続く日常の風景、外出を控えていらっしゃる方々に、マゼンダピンクのシャワーを発信して行きますね。気持ちが少しでも明るくなりますように🌸

#愛する人たちの生命を守るために

心構え・気持ち・想いは同じ

明日、関係者のみで斎行させて頂く、花まつり

規模は縮小となりましたが、神仏 お祭りへ向けられる心構え・気持ち・想いは同じ。
神仏のためにさせて頂く準備も、同じ。

ご神饌 お供えを整え、場を清め、こういう混乱の時だからこそ、心を冷静に平安に保つ努力を怠らない。

形が変わっても、決して変わらない「心」の部分を、本日は改めて考えておりました

Anju
*写真は、明日の法要に向け、普段は開けることのない、本堂の左右 全ての扉と周りを除菌掃除する住職-

#愛する人たちの生命を守るために

花まつりに関する重要なお知らせ  *緊急事態宣言発令後の対応

<花まつりに関する重要なお知らせ>
*緊急事態宣言発令後の対応(4月7日午前7時現在)
明日斎行予定の「花まつり(釈尊降誕会)」法要内容の変更をお知らせ致します。

関係者 出仕者 参列者の安全を充分に考慮し、

・13:00〜釈尊降誕会法要につきましては、櫻本坊関係者のみで斎行いたします。

・13:40〜大護摩供法要は縮小変更とし、櫻本坊関係者のみで本堂で斎行いたします。

護摩木やご祈願をお申し込み下さっている皆様へ:
お預かりしている「祈り」「真心」「想い」は、住職ならびに関係者一同 責任を持って、ご祈願致します。
13:00〜14:30、ご自宅や職場から、共にお祈り下さい。


祈ること、手を合わせること、信心することまで、自粛によってやめてしまうことがあってはなりません。

花まつりは「すべての生命は愛され、尊ばれている」ことを1人1人が祝い感謝するお祭りです。

だからこそ、1人1人の「生命を重んじ、守る」ために、今回はこういった規模の縮小という形で対応させて頂きます。

ご理解ご協力をお願い申し上げます。

#愛する人たちの生命を守るために