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しめい -節分-

「しめい (使命・氏名)」

今日は節分 (追難式 ついなしき)
明日は二十四節気における一年の始まりであり、立春大吉

本日は本堂にて、節分祭の護摩が焚かれます。

櫻本坊のご本尊 役行者は、19歳のチカラ強いハツラツとした青年のお姿をされています。

同じく本堂 右手に鎮座される老相の役行者は、60代のお姿で、修行を積み重ねられた人生の後半だからこそ灯る、温かい眼差しを向けて下さっています。

そして宝聚堂に安置される役行者は42歳、修行・経験の積み重ねを社会奉仕への活力に満ちたお姿をされています。

年齢でお気づきの方も既にいらっしゃるかと思います

こちら櫻本坊に鎮座されます役行者はみな、厄除け つまり「祓う」お力が大変強い御霊であられます。

それぞれの神仏には、それぞれに名前ががあり、私たち人間と同じで「使命」「役割」があります。

イザナギとイザナミも、高天原から地上に降りて来られるさい、「伊邪那岐神・伊邪那美神」から「伊邪那岐命・伊邪那美命」へと名前が変わりました。
これは日本という国を産むという「使命」を与えられたからです。氏名には「命」が入りました。

節分のお札に、祈祷申込者の皆様のお名前を書かせて頂く時、それぞれのお名前に込められた意味と、それぞれの命の重みが感じられます。

自分の「氏名」に込められた意味。
そして与えられた「使命」を大切に…

まさに節目である今日、災難 厄を祓い、明日という始まりの日を気持ちよく迎えれる準備を致しましょう

Anju

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