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「だいじょうぶ」を伝えたい

「だいじょうぶ」を伝えたい

本日15日は、兵庫県 甲南大学にて、非常勤講師として「死生学」の講義 「日本の死生観」を、担当させて頂いております。

様々な分野の教授 研究者 博士の方々が、それぞれの観点から捉える「死生観」-
今までと違う、張り詰めた空気感が漂う大学内ですが、長期のオンライン授業を経て、対面授業になった学生さんたち。

その姿勢は、去年とは違うものです。

当たり前は、当たり前ではない–

身をもって、みんなが一緒に経験しているからこそ、今この瞬間を生きることの重み、一期一会の重み、学校に通える・学べる・夢を追えることの尊さ。本来すべてが「非日常」な中を、共に生きています。

自分の命を燃やしていくのは、誰でもない、自分自身。

この激動の世界で、生きていくことを受け身とせず、自発的に「生」に気付き真っ直ぐ歩んでいってほしいから。

そして、人生のさまざまな道に迷う時、そっと寄り添ってくれる言霊や場所が欲しい時…自然や社寺という環境が、いつもそこで用意されていることを、知ってもらいたいです

Anju

*極めて現実的で「実践的」である修験道の世界観から、「死」をメインにお伝えするのではなく、「生」を前向きに見つめ直して頂き、「明日からではなく、今から出来ること」を考えるきっかけになれば幸いです

講義は来週22日も続きます

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