天武天皇御神徳報賽神事

令和3年11月14日(日) 午後1時
櫻本坊 本堂

日本の国造りの基礎を固め、国の永遠の平安を願い、神道・仏道ともに精通されていた天武天皇の御遺徳をしのび、感謝申し上げる荘厳な神事です。
天武天皇の功績は非常に大きく、多くの基礎が令和の現代にも深く息づいています。
また、神仏習合のシンボルともいえるお姿の御神前にて、国の平和への想い 災難除け、道開きの祈りが捧げられます。

『よき人の よしとよく見て よしと言ひし 芳野よく見よ よき人よく見』
~ 昔のよい人が よい所だとよく見て よいと言った
吉野をよく見なさい よい人よ よく見なさい ~
万葉集 天武天皇

天武天皇が大海人皇子の時代、冬山に咲きほこる一本の桜の吉夢をご覧になられました。
それは後年の御即位を予言するものでした。
天武天皇は帝位につかれたのち、吉野山にて夢の桜と実際に出会い(夢見の桜)、そのもとに寺院を建立 「櫻本坊」と名づけられたのが当山の縁起です。かつては天武天皇の御神像がお祀りされていましたが、明治の廃仏毀釈の荒波の中、行方知れずとなりました。岡倉天心デッサンのもと(東博所蔵)復興させていただいたのが、現在の天武天皇ご神像です。

天武天皇は神道・仏道ともに精通されており、政治家だけでなく宗教家また歌人として名を遺されています。櫻本坊では神仏習合のシンボルともいえるお姿の御前にて貴重な神事法要が厳修されます。

天武天皇のご遺徳をしのび、神仏に感謝申し上げる法要を共にお勤めいたしたく存じます。皆さま方のご帰山をお待ち申し上げます。

合掌

※ 玉串拝礼がございますので、ご参列の方は、神前拝礼に不敬にならないよう、平服でお越しください。

天武天皇ご神像 特別ご開帳

天武天皇御神像 献茶式・お茶会

新型コロナウイルス感染症対策 取組宣言

新型コロナウイルス感染拡大の防止のため、以下のような徹底した対策を講じることを宣言します。

  • 参拝者・修行者に対し、対面を避けるなど感染予防対策を講じた上で、手指消毒と検温を実施
  • 発熱や咳、咽頭痛などの症状が確認された場合、週末も含め保健所に連絡し、指導を仰ぐ体制の確立
  • 人数制限や時間制限を設けるなど、共用スペースにおける三密対策を徹底
  • 寺内でのセミナーや食事等においては、座席の間隔を離し対面を避けるなどして、三密対策を徹底
  • 各部屋・共用スペース・お手洗いの換気強化・消毒の徹底、備品は最善の注意をはらって管理するなど、各団体「新型コロナウイルス対応ガイドライン」に従った感染予防対策を徹底
  • 上記の感染予防対策を徹底、実施している旨をホームページや道場内での提示等により対外的に公表
新型コロナウイルス感染拡大予防について (皆様へのお願い)
  • 寺内・堂内・道場内へ入るさいの、手指のアルコール消毒
  • 寺内・堂内・道場内ではマスク着用推奨
    (但し、法要神事護摩等の儀式出仕者は、最高責任者の指導に随時従うこと)
  • 堂内での私語厳禁は言うまでもありませんが、それ以外での寺内での会話は必要最低限に留める
  • 堂内での着座間隔の確保
  • 志納金授受時のトレイの使用推奨
  • 体調不良時の参列・拝観、または出仕はご遠慮ください
  • 体調不良になった場合は寺務所に直ちにご相談ください

皆さまのご協力をお願い申し上げます
井光山五臺寺 櫻本坊