神仏

心まで染まる吉野山

悠然, ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 想い, 祈りと医学, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, ことば

ゆっくりじっくり…と色づいていく大講堂の紅葉🍁

年々、秋のご参拝者が増え、春の華やかさや賑わいとはまた違う、和気あいあいとした雰囲気が素敵な10月〜11月✨

皆さまと一緒に作りあげていく、お寺の雰囲気や役割。
「あったかい」と心癒されるのは、私たちの方でもあります。
皆さまのご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。

寺宝特別ご開帳も、今日が最終日です✨

こちらは、大講堂の地下にある秘密のお部屋から見える紅葉🍁
来年から、新しい企画も控えており、ご案内できます日が楽しみです✨

過去の遺産か、最新の革新か

悠然, ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 祈りと医学, 講演, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, 修行, ことば

“教会は伝統ではなく、過去でもない。教会は前進するものです。” (映画『教皇選挙』より)

伝統は、古くさいもの。ひと昔のもの。しがらみ。束縛。だから、発展がない。進歩がない。

本当にそうでしょうか。

天武天皇が制定された「遷宮制度」。
その伝統は、万葉の御代より令和の現代まで、1300年続いています。

それは単純に20年に1度、古くなった社殿を新しくすることだけが、目的ではありません。

「20年かけて」行う壮大なプロジェクトは、1日も怠ることなく積み重ねられる、人々の祈りと、神仏へのご奉仕、技術と作法の継承、そして次世代の育成が含まれています。

その初心・心構えを途絶えさせないために、天武天皇は「同じことを繰り返す意味」「更新の文化」を未来(現在)に繋げることを最も願っておられました。

同じことを繰り返すことは、簡単なようで、全く容易ではありません。
真似事ではなく、常に考える必要があるからです。常に実践する必要があるからです。

伝統は過去の遺産ではなく、未来へ繋げていくために、どんどん更新し進化し、前に進めていくものであれば…

本質を守りながらも、革新を恐れずに誠心誠意、常に最新の伝統を後世へ伝えていきたい。

きっと、天武天皇ご自身も、櫻本坊の歴代住職たちも、そんな風に、時代の折々で試行錯誤しながら、この祈りの道を前に進めてきて下さったはず。

いずれであっても、受け取った有難い伝統と祈りのバトンを、私たちも磨き続けて参りたいと、天武天皇に勇気を授かる日々です✨

………
先だって16日、本堂にて特別ご開帳しておりました、天武天皇ご神像の御扉を閉めさせて頂きました。
本年も沢山の方々にご参拝いただきまして、心より感謝申し上げます✨

櫻本坊から発信される揺るぎない祈りと想いが、皆様のこころと人生の岩戸開きに結ばれますよう、吉野山よりいつも…お祈り申し上げます。

※なお、宝聚堂(宝佛殿)は、引き続き11月30日まで特別ご開帳中です
※写真は本堂前の縁側から眺める奥千本の紅葉