祈りと医学

自分の後ろ姿は自分では見えない

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自分の後ろ姿は自分では見えない

吉野山の夏のお祭り、奇祭とも称される「蛙飛び行事」が斎行される七夕の本日-
*今年は僧侶・関係者のみで厳修されます
大峯山上で神仏を侮辱した不信心な男が、カエルの姿に変えられ、心をあらためたのち、読経の力で人間に戻してもらった…

人間の心に巣食う弱さや傲慢さ、戒めと改心の道が問われるお祭りです。

修験道の聖地らしい、常日頃から自分の心の在り方を見直す…尊い意味がこめられています。

これは修験者にも全く同じことがいえます。

時に私たち人間は「自分1人の力で成し遂げた」と思い上がってしまう弱さを持ち合わせています。

周りで様々な形で支えて下さる人達の理解があり、何より…自然に護られ、神仏に導かれてこそ可能になる「修行」。

「今を生きる行いを修めていく」姿勢は、謙虚で、他者を想い、お互いを敬う心があってこそだと、修験道の聖地で日々感じること。

現代では、実際に蛙に変えられることはなくても…
着衣している装束の着方、足もと、法具の持ち方、法螺貝の音霊…日常での言葉のチョイスに人相、後ろ姿 歩き方にも…
その人の心の在り方・生き方が、全てに写し出されているのは確実ではないでしょうか。

Anju

役行者の根っこにある信念

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役行者の根っこにある信念

海外の方で、役行者を研究する方との繋がりも多く持つ当山ですが、その中でも「薬草」「植物療法」との関わりが話題にでることが多いです。
<清めの儀式で使用される植物…と役行者>

自然の中で行をする役行者にとって、自然・植物が提供してくれる治癒力は欠かせないものでした。

まさに山中の薬剤師でもあった役行者。
役行者に仕え同行していた前鬼・後鬼も、同じく薬草のエクスパートでした。

その共存する感謝を常に忘れず、どんな小さな植物にも虫たちにも、生命を重んじる姿勢を忘れなかった役行者。
当山の境内には、浄化のための薬草がたくさん茂っています。
<境内を常に「浄化」してくれている薬草たち>

西洋の教会で栽培されているハーブも多いですが、古来からある奈良大和・万葉の薬草も大切にしています。
<大和当帰や大和橘は奈良の宝>

これらは、神仏へのお供えとして必ず献上し、清めの儀式でも使用されています。
また、普段から薬草茶・薬湯・奥駈修行や得度式での修行食や食事作法のさいに、心身を清め、修行に向けて心身を整えるために使用しています。
<ラベンダーはオイルに漬け、肌や筋肉の沈静にもグッド>

それが一杯の何気ないお茶であっても、込められている自然の治癒力は計り知れません。
夏にオススメのハーバルウォーター、ナスタチウムの葉をコースターとして

たかが植物、されど植物-

櫻本坊では、役行者が大切にしていた想い・信念、つまり原点にある根っこの部分を、何よりも大切にしています

Anju

『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』7月実施日ご案内

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『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』
今夏6月〜9月、「お寺で癒(い)よう〜五感を澄ます体験〜」と称しまして、心の浄化を促し、心の免疫力を上げるための体感の取り組みと、空間を開放しています。

7月実施日:
1日(水) 5日(日) 9日(木) 17日(金) 18日(土) 19日(日) 23日(木) 24日(金) 27日(月) 28日(火)

午前11:00〜 止観瞑想
午後13:30〜 滝行
*止観瞑想と滝行は完全予約制
写経写仏は、上記指定日に関係なく随時受付しております。
*少人数制で実施
*1名様より受付可能

『お寺で癒(い)よう〜五感を澄ます体験〜』詳細はHPにてご案内中です
https://sakuramotobou.or.jp/discipli…/healing-in-temple.html

Anju