ことのは つづり

道開き 前途ひかりに満ちていく

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 聖地, 神仏, 修行, ことば

道開き 前途ひかりに満ちていく

櫻本坊では、僧侶と神職が共に奉職し、共に神仏へご奉仕をさせて頂いております。

天武天皇のご神像-
神職の正装の上に、僧侶の袈裟をかけ、右手には神道の笏(しゃく)、左手には仏教の数珠を持たれ、神仏習合のシンボルのお姿をされています。

日々のご奉仕の中で、天武天皇ご神前におきまして、神職によるお祓いのあと 祝詞が奏上され、住職によりお経が必ず唱えられます。そして同時に捧げられる 錫杖 法螺貝や五十鈴の音霊

祈りの形はさまざま
しかし、手を合わせ 心が向かう方向、心の向け方に違いはありません

昨日〜本日明朝にかけて、今上天皇により斎行されました「大嘗祭」
…1300年前、天武天皇がお定めになり、以来 古来と未来を結ぶ重要な秘儀-

祈りの形はさまざま
でも、根底にある「世界平和」「生きとし生きる全ての生命の幸福」を想う想いは同じ

今日という日も、ひかり満ち、道が照らされていくことを願って…

Anju
*写真は、天武天皇祭での御神酒盃戴の様子


11月9日(土)〜17日(日) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳中 (於 本堂)
*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文・旧国宝)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

宙高い秋晴れのもとで

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 聖地, 神仏, 修行, ことば

宙高い 秋晴れのもとで
満月全国で「大嘗祭前二日大祓」が臨時で執り行われます全土が祓われ、清めの祈りで満ちる1日ですね

11月10日 天武天皇御神徳報賽神事を 滞りなく斎行させて頂きました。
ご参列頂きました崇敬者の皆様、出仕頂きました行者の皆様に 深く感謝申し上げます。
私語が慎まれ、ピンと張った静寂の中、衣擦れの音のみが響く祭礼。

お祭りの中で最も大切な心得は、「感謝」に始まり「感謝」で終わるということ。

みな心を一つにして、天武天皇へ捧げられる「道開き」への感謝と、日本の平和への祈り。

「令和」という新しい御代。
まさに「原点」に帰する時代だと思ってやみません。

天武天皇が 千年先の現代に繋げて下さった想い-
神の道 仏の教えをはじめ、それぞれの「祈りの道」を否定せず、それぞれの良い導きを融合し、尊重する「心の向け方」。

私たち「人」も同じこと
この地上で、同じイノチ(生命)のルート(根)を持ち、共に生きている。
お互いを否定せず、謙虚に 敬意をもって、まずは自分 家族 身近なところから周りを幸せに。
その幸せが 地域 社会 日本へと広がり、そして世界を平和へと先導していける。
まさに -Beautiful Harmony- の祈りの精神性を持った民族が、私たち日本人であると、再確認いたしました。

その「本質」を未来永劫 途絶えさせないために、日本という国の基盤を築かれた天武天皇

表舞台にあまり出る天皇ではないかと思われますが、咲き香ふ花の生命の、見えない根っこの部分を確たるものとされた、影の徳を積まれた天皇。
どんな嵐がきて花がなぎ倒されても、根っこは決してブレることはありません。

櫻本坊も、根っこという軸をぶらさず、この開かれた祈りの道を、清らかな花々で満開にしていくイメージで… 心を込めて歩み続ける所存です

Anju


11月9日(土)〜17日(日) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳中 (於 本堂)
*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文・旧国宝)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

天武天皇御神徳報賽神事 ご案内 〜天武天皇ヒストリー⑦〜

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 聖地, 神仏, 修行, 大峰山, ことば

天武天皇御神徳報賽神事 ご案内
〜天武天皇ヒストリー⑦

当山の正式名称は「井光山五臺寺 (いこうざん ごだいじ) 櫻本坊」-
神武天皇の時代「井光人(いひかびと)」という、光る井戸から現れた伝説を持つ、吉野の祖がいました。
その嫡流が、当山第一世 角乗(かくじょう)上人。

修験道の開祖 役行者の高弟で、大海人皇子に夢判断をし、天武天皇即位後 天皇の命により櫻本坊初代住職となられました。
初代本尊「天武天皇お念持佛 釈迦如来坐像」に奉仕し、持統天皇との信頼関係も厚かった角乗。

役行者が諸国を巡錫される間は、根本道場である吉野大峯を護られ 人々を導き 弟子の育成など、法灯の継承に尽力されました。

天武天皇・角乗・そして役行者…同じ時代を生きた3人は、満開の夢見の桜を見上げ、何を語らいあっていたのでしょうか
⑦天武天皇と修験道の心-

天武天皇自ら、国を治める軸として 神道 仏教に精通され、また陰陽道の礎を本格的に築かれた功績もあられます。

「神の道」と「仏の教え」が、互いを否定せず 互いに融合し、多様性そのものである 祈りの在り方。

「畏れ多い」と天を仰ぐ先の存在を知り、この地上で「人間としてどう生きるか」「心の小宇宙」を探求している私たち人間。

天皇の「勅願寺」とは、国家鎮護 国家安泰 国民の平安 日本の平和を祈願する所。
「修験道」の最も素朴な根本の心は、天下泰平 万民安楽 世界平和を、大自然の中で神仏に祈ること。

根元にある想い 祈りは同じ-

役行者の背中を追いかけ、その後ろ姿に続く人の列は 現代でも後を絶ちません。

きっと、天武天皇も、役行者の後ろ姿、そして同じ心構えで祈る角乗の背中を信じ、その想いを託したのだと思います

現代 住職は六十七世…櫻本坊という心が 何世代先も、世界の平和と 生きとし生きる全ての生命の幸せと共にあらんことを…願ってやみません

Anju


11月10日(日) 13:00
天武天皇御神徳報賽神事 (於 本堂)
*玉串拝礼がございますので、ご参列の方は平服でお越し下さい。
(カジュアルすぎる軽装はご遠慮頂き、神前拝礼に不敬にならない服装)

11月9日(土)〜17日(日) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳 (於 本堂)
*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文・旧国宝)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。