修行

天武天皇御神徳報賽神事 ご案内 〜天武天皇ヒストリー④〜

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天武天皇御神徳報賽神事 ご案内
〜天武天皇ヒストリー④

当山境内には、代々受け継がれる 大切な大切なしだれ桜の子孫が存在します。
今も春になると、上品に咲き誇るその桜…樹齢80年を越える 現 「天武天皇 夢見の桜」
こちらのしだれ桜こそ、櫻本坊の由緒の主役

歴代住職・携わる人たちの手によって、代々継承されている桜。
桜も人間と同じように世代交代をし、現在 桜本坊の境内には、親→子→孫 の3本の「夢見の桜」が存在します
次世代の孫桜もすくすく育ち、年々 花を少しずつ実らせています
<次世代「孫桜」と、役目を終え枯れ枝を孫の周りに自然と落とす「先代 おじいちゃん桜」 命はめぐる…サークルオブライフ

次の100年先の未来へ繋がる…桜

当山 櫻本坊を建立され勅願寺とされた天武天皇のことを、来月の例祭に向け、シリーズでご紹介させて頂いております
④夢占い・夢判断の元祖-

671年
兄の天智天皇から逃れ、吉野山で出家をし、籠られていたある寒い冬の夜。
大海人皇子は夢を見ます。深い雪に覆われた吉野山に一本の満開の桜が咲いている。
不思議に思った大海人皇子は、役行者の高弟・角乗(かくじょう)に夢判断を命じます。
角乗は「桜は日本の花の王。殿下が天皇の位につかれる吉兆でしょう」と答えます。
翌年、大海人皇子は壬申の乱に勝利、天武天皇となられます。
喜ばれた天武天皇は、その夢で見た桜樹を実際に見つけ、そのもとにお寺を建立。
寺号を桜本坊と名付け、角乗を住職に迎え勅願寺とされました。

この故事より、天武天皇「夢見の桜」は、夢占い・夢判断の発祥・元祖と言われております

当時は今以上に、「夢」を見ることや「夢」が持つ意味は、国を動かすほどの力があり、あらゆる兆しであると信じられ、重要視されていました。

1350年前に見られた夢…その夢を見られていなかったら、そこに意味を見出し、信じられていなかったら、今この櫻本坊の祈りの道は存在しません。
繋がれてきた全てのご縁と命も存在しません。
今こうして読んで頂いている皆さんとの出会いも、なかったかもしれません…
ロマンを感じませんか?

天武天皇について、1人でも多くの方に知って頂きたいと願っております

⑤へつづく
Anju


11月10日(日) 13:00
天武天皇御神徳報賽神事 (於 本堂)
*玉串拝礼がございますので、ご参列の方は平服でお越し下さい。
(カジュアルすぎる軽装はご遠慮頂き、神前拝礼に不敬にならない服装)

11月9日(土)〜17日(日) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳 (於 本堂)
*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文・旧国宝)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

天武天皇御神徳報賽神事 ご案内 〜天武天皇ヒストリー①〜

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天武天皇御神徳報賽神事 ご案内 〜天武天皇ヒストリー①

実りの秋五穀豊穣の感謝を神仏へ捧げるお祭りが、日本各地で執り行われています

また、今上天皇にとって大きな意味を持つ神事、10月22日の即位の礼、11月14・15日の大嘗祭。

「令和」の出典元である万葉集…万葉の御代に、今まで以上に 想いをはせる方も多いのではないでしょうか

その万葉の御代を、日本という神々しい国造りのために 心を捧げ生きた、天武天皇

天皇への即位を予言する(当時は大海人皇子)、桜の吉兆の夢のご縁で、当山 櫻本坊を建立され勅願寺とされた天武天皇のことを、来月の例祭に向け、シリーズでご紹介させて頂きます
① 大嘗祭(だいじょうさい)-

新嘗祭(にいなめさい)とは、その年の実りの穀物を天照大御神と天地の神々に捧げ、国家と国民の安泰を祈念する秋の神事です。
大嘗祭は、天皇が即位後はじめて行う そして一世一度の、大掛かりな新嘗祭のことをいいます。

即位の重要性を強調し、普段の年の新嘗祭と大嘗祭を区別し 大掛かりな儀式として定着させた史上最初の天皇…それが 天武天皇です

1350年前の儀式が…途切れることなく、今も大切な祭祀として伝わっている事実。

天武天皇が、現代の日本に繋げて下さった、多くの基盤と「日本の本質」を、1人でも多くの方に知って頂きたいと願っております

②へつづく
Anju


11月10日(日) 13:00
天武天皇御神徳報賽神事 (於 本堂)
*玉串拝礼がございますので、ご参列の方は平服でお越し下さい。
(カジュアルすぎる軽装はご遠慮頂き、神前拝礼に不敬にならない服装)

11月9日(土)〜17日(日) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳 (於 本堂)
*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文・旧国宝)等 拝観して頂けます。
但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

「正しい道」と「楽な道」

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「正しい道」と「楽な道」

本日 明日の2日間、当山では「得度受戒式」が執り行われています。心新たに生まれ変わり、神仏へ、十の約束(十善戒)を守る誓いをたてる儀式です。

つまり、神仏の「道 」と「教え」に出会い、その世界へと「渡り」歩ませて頂く「機会を得る」ことを得度といいます。

得度受戒式はゴールでも全てでもなく、最初の一歩となる 大変重要で荘厳な儀式です。

人の模範となる心構えと言動への心がけ-
社会 他者への思いやりの心 いつくしむ心 許す心 尊重しあう心 感謝の心…

十の約束は「当たり前」の誓いばかりです。
嘘をつかない 怒りを持たない 殺生はしない 人の物を盗らない 悪口を言わない…

でも、私たち人間は「当たり前」こそ怠けてしまいがちで、簡単でシンプルにみえる「当たり前」を「当たり前」にすることが、最も難しい。

どんな複雑な作法や荒行をしたとして、謙虚さや 敬意 感謝の気持ちという「当たり前」の部分が出来ていないことほど、悲しいことはありません。

そして、人間として産まれ、人間社会の中で生きることの大変さを思うと、いかに正直さと純粋さを貫くのが難しい現代社会か。

その中で、自分が今できる100%で、生きる行いを修めていく、良い想いと 謙虚で真摯な姿勢を持ち続ける。

ちょっとした何気ない思いの向け方で、日々の人間の間のストレスは減り、お互いが気持ちよく過ごせる時間は増やすことができるはずです。

得度だけでなく、山の行 里の行を通して、まずは自身 そして身近ところから笑顔を増やしていくこと…謙虚さを決して忘れず、人が見ていない所でも懸命に貢献を積む姿勢を保つこと。

神の「道」仏の「教え」から学ばせて頂ける心の在り方、そして人間として社会で生きていること自体の学び。

「正しい道」がいつも「楽な道」とは限りません。試練の方が多いのかもしれない。

それでも、自分が大切に想うもののために 信じる生き方や道を歩む「士気を持ち続ける」「保ち続ける」…

何でも、積み重ね やり続けることに、意味があります。

Anju
門前瓶(もんぜんびょう): 無塵 聖域 清浄な堂内に入る前の清めの作法
神仏の御前に詣でるにあたり、可能な限り 心身を清める。全ては、神仏に失礼のないように