リトリート

努力が9割

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努力が9割

櫻本坊では当山を基点に、吉野山奥宮への登拝修行 〜歩禅〜を、住職先達で同行(どうぎょう:共に修行をする)させて頂いております。
1300年前に、役行者が世界平和のために祈り歩み、天武・持統天皇が国家安泰のために仰ぎ拝んだ山々を、現代に生きる私たちも歩ませて頂く。

行中は「無言の行」とし、自然が語りかける、1人1人に必要な「声」を受け取る時間。
しかし、そこに「気づいていく」のは、誰でもない自分自身の心の在り方です。

何も考えない・何もしない・ただ黙っていれば、何かしら気づかせてもらえる…受け身な姿勢ではなく、自発的に気づく努力をし、意識し、肯定的な思考を生み出す訓練をしていきます。
すべてに宿る生命の重みは等しく尊く同じ-
その一歩一歩に、先人達の想いが宿り、自然の生命の営みの上に在る、人間としての生き方を考える。

努力せずして答えはでない中で、自分の心で決め、自らの足で歩みを進めていく そのいつも側で…「再生」のための道標を、自然はそっと教え続けてくれています

Anju
*現在(2020.11.11)の奥千本の紅葉の様子です

イチ人間として

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イチ人間として

今週末、当山では「得度受戒式」が執り行われています。心新たに生まれ変わり、神仏へ、十の約束(十善戒)を守る誓いをたてる、大変重く荘厳な儀式です。

神仏の「道 」と「教え」に出会い、その世界へと「渡り」歩ませて頂く「機会を得る」こと、そして人の模範となる心構えと言動への心がけを誓うことが「得度」。

純粋さや正直さを貫くことの難しい世の中で、それでも、揺るぎない信念を持って真っ直ぐな心で、自分と他者に接する優しさと勇敢さ。

自分が今できる100%で、生きる行いを修めていく、良い想いと 謙虚で真摯な姿勢を持ち続ける。

私たち人間は「当たり前」こそ怠けてしまいがちで、簡単でシンプルにみえる「当たり前」を「当たり前」にすることが、最も難しい。

「誰も見てないし、これでいっか」

そのような気持ちの怠慢を、自身に許してしまうことが既に「穢れ」、つまり「氣枯れ」と考えます。

こういった修行の道場では、社会での身分肩書・性別・年齢・国籍…全てを脱ぎ、皆が等しく与えられたイノチと向き合い、「イチ人間」としての本質が問われます。

全てに、その人の心構えが曝け出され、何一つごまかせない「後ろ姿」を見させて頂くことが多い現場であります。

誰も見ていない所、誰も見ていない時も、損得や見返りを考えず、怠らず行動する心構えをすりこんでいく。

この心構えの積み重ねが、日常の尊い「祈り」であり、人への「思いやり」と結ばれていくと信じています。

Anju

愛しかない

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愛しかない

“Those who walk the walk, will never need to prove it with talk. ”

今夏は、例年と違った形で、自然・山々と向き合う時間となりまし

新しく結ばれた皆様とのご縁、今まで以上に深まったご縁…大変ありがたい宝ものです。ありがとうございます
写真は「お寺で癒(い)よう」プログラム内で実施された、吉野奥宮への登拝修行(歩禅)へ向け、当山本堂前にて道中安全を祈願する勤行の様子です。

こういった時代に突入し、今まで以上に、心と生命と向き合い、意識的に自然に入って五感を澄ましたい、自分のためだけでなく、他者 社会のために祈りたい…そのような「他者満足」な想いを胸に、全国各地からお越し下さる方が増えました。

自然から受け取るのは、母のように無条件に優しく、そして厳しさのある愛です。
自然は、私たち人間を決して責めたり非難したり拒絶しません。

はんたいに、すすんで私たちの心身のデトックスをしてくれ、愛と光で満たしてくれます。

私たち人間も、皆が…そんなふうに思いやりを持ってお互い接し合え、愛がベースにある言動を心がけることができれば…世界から争いはなくなり、本当の意味での世界平和が訪れる…そう願ってやまないのです。

Anju

*登拝・巡礼は一般的な登山やハイキング感覚ではなく、御神体である自然の中に入らせて頂き、祈り歩むことを目的とする行です。山々の神仏への敬意と、心の純粋性を表すため、白を基調とした服装がのぞましいです。