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言霊を巡らせ貫くために -吉野弁財天社祭礼-

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言霊を巡らせ貫くために

旧暦の己巳の日である本日 午前7時、吉野弁財天社にて、祭礼を斎行させて頂きました。

祭礼の前後は宿(飛)雨、祭礼の間は涙雨という…白い吐息までも清められるような、弁財天さまらしい粋なお計らい
当山 境内のほぼ中心に、あでやかに鎮まります、吉野弁財天社。
白蛇を従えた 水を司る美しい女神であり、芸能・弁(コミュニケーション・言霊) ・財(経済・商売・人脈・縁結び)の巡りを良きものとし、「宇賀神」とも唱えられます。

言葉には、人間が想像する以上の力がある-
言葉は、人の「心の生死」さえも…左右する力があります。

良い想いを、出来るだけ良い言葉で、発する。

人間として最も基本である、互いに敬意をはらう「挨拶」から始まり、忖度や言い訳なしに「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に正直に言える人間でありたいと日々痛感します。

今一度、自身が発する言葉を見直してみる。
自分たちが生きる日常を、ハッピーにもアンハッピーにも、全ては言葉次第で転換できることを思うと、自ずとやるべきことは見えてくるはず。

それも「できる」「できない」ではなく、「やる」「やらない」かではないでしょうか。

それぞれが真に届けたいと願う想いが、言霊として、四方の国の諸人達に至るまで…心に、届きますように。

その祈りを祝詞にのせ、春の夜明けを迎えるための、最も厳しい冬の寒さの時間を感じながら…
皆様の「発する言霊」が、自らの人生のみならず、他者と社会をより良い方向へと運ぶ美しい「舟」となりますよう、心よりお祈り申し上げます
Anju

トイレの神様のお話

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トイレの神様のお話

「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」をご存知ですか?
炎の神様で、あらゆる不浄や穢れを焼き祓い、浄化されるお力をお持ちの、またの名を「トイレの神様」
さて、私たち人間だれもが、生きている以上「食べること」と「排泄すること」は必要不可欠な行いです。
大黒(台所)とトイレを常に清浄にし、清らかに保つことは、人間の心身を磨き続けることに繋がります。

僧侶・神職になるための修行研修の中でも、真っ先にすることはお清め(掃除・トイレ清浄)です。
トイレの床に正坐ですわり掃除をする所もあります。
悲しいことに人間の心理として、前の人が雑に使った後は、次に使う人もいい加減に使いがちです。

「前の人も綺麗に使わなかった」
「すでに汚れている場所を自分が汚しても、誰にも分からない」
「自分の家じゃないし、どうせ誰かが掃除する」

…トイレにも常に「見ている・観ている」神仏がおられます。

「人が見ていない」トイレを綺麗に使い、また次の人が気持ちよく使ってもらえるように、自分の家だけでなく、他人の家、公共のトイレも綺麗にする/使う心がけ。

それは肩書きや序列に関係なく、みなに等しく与えられた「尊い仕事」

自分がされて嬉しいこと、は他者へも返していきたい
自分がされて不快なこと、はなるべく他者へは返さない努力をする

何気ないこの「清め」の行動が、自身の心を磨き、誰かへ向けられる「祈り」「想いやり」へと結ばれていく。

本当の意味の修行「=生きる行いを修める」とは、こういった日常の「他者への想いやり」の繰り返しの中…に溢れていると信じてやみません

Anju
……
写真は当山 参拝者用のお手洗いです。
烏枢沙摩明王に手を合わせてから、毎朝トイレ掃除から1日が始まり、毎夕トイレ掃除で1日は終わります。
トイレの清めのお話は、お子様だけでなく、得度式の心の教育でも必ずさせて頂くほど、大切な心得の1つです。
「烏枢沙摩明王」の祈祷札(トイレ用木札)は、当山授与所で受けて頂けます

吉野山 鬼フェス期間限定朱印巡礼 ご案内

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<吉野山 鬼フェス期間限定朱印巡礼 ご案内>

1月18日〜2月9日まで、吉野山では「鬼フェス」が開催されます。
この期間中、吉野山の各社寺では、節分祭に合わせ「鬼」にご縁のある朱印をご用意させて頂いております。
櫻本坊では、役行者のお側でお仕えした鬼の夫婦「前鬼・後鬼」の朱印を受けて頂けます

役行者の前を歩き、進む道を 力強く斧で切り開いた前鬼(ぜんき・夫)、理水(治癒水)が入った水瓶を手に、2人の後に続き支えた後鬼(ごき・妻)。

この2人が表すものもまた、陰陽そのもの。
そして、役行者にとって「家族」のような、温かい絆そのものであったのではないでしょうか

厄除け・災難除け・道開きの祈りと共に、皆様のご来山をお待ち申し上げます。

Anju