当山の境内・中境内には、さまざまな薬草 ハーブが生い茂ります。
この時期は摘み取り作業に入り、神仏へまずは献花をし、
薬草というのは、古来より神聖な場所の浄化のために植えられ、西洋では、牧師や修道女が教会の庭で育てた薬草を調合し薬とし、民へ施し、心身の浄化 治療に用いられてきました。
万葉時代、役行者も、自然の中で生い茂る薬草の力を借り、
祈りとともに存在する植物たちと、自然の中の薬剤師でもあった役
役行者をお世話していた前鬼・後鬼。
当山では、万葉当時からある”柿の葉“を、前鬼・
柿の葉はビタミンを多く含み、
このように、神仏へ献上される植物にも、すべて意味があり、
さて、西洋のハーブですが、浄化鎮静力が強いラベンダーが、
何事も、大地に根を張り、大輪を咲かせるまで…1年 3年 5年 7年 10年という月日が必ず必要です。
私たち人間の祈りや想いも同じ。
日々の想いの積み重ね、祈りの実践が、信念となり信仰となる。
今日やって明日変わらなくとも、
目に見えない土の下の根の部分の大切さ。
念ずれば「絶対」花開く。
信じる、ことを信じて…
Anju
当山の薬草 ハーブリスト: 大和当帰 フジバカマ 大和橘 セージ 鳴子百合 どくだみ ローズマリー ラベンダー ネトル ペパーミント レモンバーム スギナ 等