Posts published on 9月 2019

魔法にかかる時間

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〜なら観音華絵巻〜 6社寺 神仏習合法要

9月28日(土) 14:00-15:00 於 櫻本坊 大講堂

どなたでもご参列頂けます(要拝観料 500円)

聖観音さまが 法要に合わせて下さったかのように、銀木犀の香りは、現在頂点でございます
流れ星のように香りは放たれ、お堂の中にまで香りは満ちています

皆様の日常の一場面が、魔法にかかる時間となりますよう、お祈り申し上げます

Anju

心で観る -吉野聖天大祭ご案内-

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吉野聖天大祭ご案内 -心で観る-

1350年前に、大峯山中奥深くに、役行者によって勧請され祀られた、日本最古の聖天さま。
その御霊は、より多くの方が参れるようにと、櫻本坊第二世住職により、里に移され今に至ります。

「秘仏」と名のつく神仏のお姿や、一般公開されない 扉の向こうの祭礼。
目の前で「目」で見れないから、意味はなくてご利益はない。その考えは違います。

私たち人間が目で見ている御神体やご仏像は、あくまでも「依り代」です。

大切なのは、その先になにを「観る」か。
本来 姿形なき神仏の「光」と「御心」そして「祈り」-

御神体やご仏像の大小・文化財指定の有無・年代・知名度…お姿が大きくて有名だから、その御霊のお力も強くて、無名な小さいお姿にはお力がない…そのような人間の一方的な都合と考え方で、神仏のお力は決められるものではありません。

道端でひっそりと鎮まっておられるお地蔵さまや小さなお社の、清らかで大変お力を持った神仏が、願いを叶えて下さっているかもしれない…

伽藍が、全てではありません。
目で見えるものだけが、全てではありません。

心の眼で、光を観る
お厨子の中で、そのお力を貯め、真に心から祈る参拝者の願いに寄り添って下さる、尊い光の柱

その光の柱を太くし、神仏と私たちが繋がる信心の「糸」を確たるものとする。

1人でも多くの方の祈りと幸が結ばれますように、1日も絶えることなく、ご奉仕は永遠に続きます。

Anju

<<10月1日(火) 吉野聖天大祭>>
13:00 聖天尊ご本地仏 祭礼 於 聖天堂
14:00 大護摩供法要 於 境内護摩道場

10月1日 1年に1日(9:00〜16:00) のみ、聖天尊ご本地仏 秘仏 十一面観世音菩薩の御扉をご開帳させて頂きます。

尚、10月1日 午前零時より聖天堂内陣にて、住職により聖天尊 浴油秘宝供を厳修致します。

*秘宝供は非常に、非常に荘厳な儀式のため、法要中は聖天堂の一切の出入りを禁止致します。

*ご参拝の方は堂前にてご同行頂けます。その場合は午前零時〜1:00の間にご参拝下さい。真夜中の祭礼ですので、暖かくしてお越し下さい。

限りなく優しいもの

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限りなく優しいもの
本日9月23日 午前3時より大峰山戸閉式が厳修されました。 開山中、さまざまな形でお支え下さった皆様に深く感謝申し上げます。

櫻本坊では「百年後 千年後に残せること」「未来に繋げたいこと 」のために「今」何をすべきか、どう伝えていくべきか…を常に考え、長い目で物事を観ることを心がけています。

また、櫻本坊は「人の心を育てる」役割も非常に重要視しており、 常に その言動には自身と他者への「思いやり」があるかどうかを問いかけることを大切にしています。

「修行」とは何をもって「ぎょう」というのか。
初心・原点にある想いと「当たり前」を振り返る。

性別も 年齢も 国籍も 職業も…修行や参拝にかける想いも、それぞれが違うなか、お互いを尊重し感謝し合うことの「当たり前」-

山の戸はしばらく閉じられますが、「里の行」にこそ精進し、社会での仕事に励み、家庭を愛し、仲間 友を慈しみ、良い想いをシェアしていく

今を生きる「行い」を「修め」ていく

日常の「当たり前」に溢れる…限りなく優しい「祈り」を、どうか忘れずに…

Anju
ps 写真は大峰山 櫻本坊参籠所と坊守の男性たち!
そして今夏の奥駈修行の集合写真です
携わる全ての皆様に、深く感謝申し上げます