Posts published on 8月 2020

心の復興、祈りの道をススム 〜青麻古道・蔵王古道 復興開通記念〜

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心の復興、祈りの道をススム

長きに渡って、穏やかで心温かい親交が繋がる、宮城県蔵王町-

この度、青麻古道と蔵王古道の復興開通を記念し、蔵王古道の会 また関係者の皆様と一緒に、御山入りをさせて頂ける運びとなりました。
<刈田嶺神社にて>

途絶えつつあった蔵王修験を、今後に語り継ぎ、祈りの道と心の信仰を中興していくための想いをかけた登拝。

またトークセッションにも参加させて頂き、登拝(動)と講演会(静)、形ではなく、修験道の心の部分を、直に共有し合える時間を頂きました。
<刈田岳山頂にて>

役行者に仏法を教えた、伯父 願行(がんぎょう)上人ゆかりの峰でもあります。

「蔵王」という町の名にもあるように、役行者 蔵王大権現 修験道の歴史が深く刻まれる中、その上で最も大切なこととは-

その神聖な地で生き生かされる人たちの、真摯な心の向け方ではないでしょうか…

「そこに想いがあった。人が歩みを紡いだ。道ができた。祈りが結ばれた。」
<蔵王古道祈りの道を共に>

何かを復興していくことは、とてつもないエネルギーが必要です。
でもそこに、人々の強い想いと真心がある限り、念ずれば「絶対」花開くトビラがある。

これからも、蔵王古道の会の皆様と共に、役行者の「心」を受け継いでいくことを誓った3日間でした

Anju
<刈田嶺神社 宮司様と
神仏習合の本来のあり方が、幅広く受け入れられて(戻って)いきますように>

人が本当に「死ぬ」トキ

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人が本当に「死ぬ」トキ
人は多くを人から学びます。
愛も別れも、喜びも苦しみも。思いやりも憎しみも、生きる意味も死ぬ覚悟も。そしてそれは全て、「生命」があってこそ実現・体験できることばかりです。
その生命が結ばれている源には、奇跡としか言いようがない「ご縁」の連続があります。

お盆や歴史の記憶を風化させない記念日を含め、身近にイノチを見つめる8月。

特に今年は、なかなか自由に移動しての帰省が難しい状況ですが、大切な人・故人へ心を向けること、供養の想い方は様々-

人が真に死ぬトキ-
本当の「死」とは、誰も思い出さなくなるトキです。話題にしなくなり、そして記憶から消えてしまうトキです。

1番の供養は、肉体は側になくても、心の中で共に生きているあの人のことを、いっぱい想うこと。話しかけ続けること。いっぱい話題に出して、思い出を語り継いでいくこと。

常に私たちを、1番近くで、愛し寄り添ってくれている存在。

自分が今目の前で見ている世界を、あの人も一緒に見てくれている-

そこに幸せと感謝を感じることができれば、悲しみを消すことは出来なくても、今を前向きに生きる選択は可能です。
Anju

黒い蝶々は魂を運ぶ、と言われています
この時期は、多くの黒い蝶々を見かけますが、メッセンジャーとして来てくれているのでしょうか