7月5日(金) 愛知県 おおばやしマタニティクリニック様にて、中部さい帯血採取施設 教育訓練内の講演をさせて頂きました。
教育訓練では、医療従事者の皆様に、さい帯血移植によって救われる生命のお話と、1本でも多く保存数を増やすことへの情熱と貢献の意味、祈りと医療の結びをお伝えしています。
櫻本坊が大切にする想いの一つに「祈りと医療 -CAREとCURE-」の繋がりの重要性があります。
医学で身体は治せても、医学だけでは治しきれない「心」。
祈り、に何ができるのか。
お寺で日々多種多様な皆さまと携わらせていただく中で、常に自問自答することです。
心のケア、人の心に寄り添い続ける使命の宿る祈りの現場で、日々想うこと。
お寺という場所が、いま必要な方の拠り所であってほしい。沈んでいる気持ちを引き上げる、言霊を持って帰ってもらえる…祈りのクリニックであってほしい。
櫻本坊という場を活かしながら、参拝者 祈願者 皆さまの笑顔で、毎日を満たしていきたいです。
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日本赤十字社 近畿さい帯血バンク様とのご縁から始まり、各病院(産科 婦人科 総合病院)で、医療従事者の皆様に向けて行われる教育訓練 講演担当は、今年で12年目です。
*中部さい帯血バンク様 HP↓
https://www.chubu-cbb.org/
さい帯血は、赤ちゃんとお母さんを結ぶ「臍の緒」から、出産時に採取される「祈りの血液」です。さい帯血移植は、重篤な血液疾患の治療に役立っています。
出産を控えていらっしゃる方、身近に妊婦さんがいらっしゃる方、出産時の臍帯血 提供協力によって、救われる命があります。患者の家族にとっても、繋がる夢と未来があります。
少子化、コロナ禍での献血の困難により、大変厳しい状況が、移植現場でも続いています。