今夏のとある日の勤行瞑想の様子✨
気付きのための「きっかけ」を提供するのが、祈りの現場の役割。
人間は「生きていること」が既に苦しみのひとつ、といわれています。
生老病死・四苦八苦、苦しみからは逃れられないのが、私たち人間。
スマホやパソコンのように、自分にとって不都合なものや人、嫌な記憶、障害を、クリック一つで消すことはできません。
付き合っていかなくてはいけない、感情や経験、関係の積み重ね。
祈りの現場が目指していることは、魔法使いのように、世の中を変えることでも、人を変えることでも、全ての苦しみをなくすことでもありません。
自分の心の在り方に気づく、視点を少し違う方向から見れるように微調整していく。
何より、苦しみと向き合い解決していく勇気を与え、自分のもつ可能性を信じる、その気持ちを支えるお手伝いがしたい。
道を開き、人生を前へ押し進めていく、私たち人間の果てぬ努力の原動力として、祈りがいつも寄り添ってくれていることを、伝え続けていきたいです✨
今年8月22日に、建替が実現しました、髙倉稲荷明神社の鳥居⛩️
先日 9月16日に、落慶神事をさせて頂きました。
鳥居建替に際し、お志を向けて下さいました、崇敬者皆様のご芳名と深い感謝を祝詞にのせ…
更には、これから先も、高倉稲荷明神さまを敬いご参拝される皆さま方の、魔厄災病・悩みや困難が速やかに祓われ癒され、心を護る前向きな力でみなぎっていきますよう、お祈り申し上げます✨
本年はこのような形で、お社の修繕や鳥居の建替が実現していること…長年の夢がひとつ、またひとつと…大変有難い現実が、日々様々な形で待っていてくれました。
夢を夢で終わらせない。
櫻本坊の夢を、一緒に守り、一緒に叶えるために寄り添って下さり、一緒に喜んで下さる…多くの皆様方との結縁と祝縁、何より実現し続けていくための原動力となって下さり、心よりありがとうございます。
かぎりない感謝と親愛をこめて✨
………..
令和の復興・修繕プロジェクトは続く〜
櫻本坊では、諸堂・各お社・宝佛殿・客殿の修繕事業をすすめています。
ひとつひとつ、復興の実現を目標としています。
復興にかけるエネルギーは、大変根気と気力が必要です。
まして厳しい情勢のなかでの事業ですが、情熱と士気は失わず、1000年の法灯を未来に繋ぐために、邁進致す所存です✨
