悠然

なら歴史芸術文化村へ定期見学へ行かせて頂きました

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令和3年、奈良県指定文化財に新たに指定されました、当寺院所蔵仏画 鳥羽法皇奉納「絹本著色(けんぽんちゃくしょく) 不動明王二童子像」は、県内に残る希少で、図像的にも特異な平安仏画(掛け軸)です。

2021年に行われた調査の結果、仏画の痛みが激しいため、本格的な修復が必要となり、昨年5月10日、なら歴史芸術文化村の「文化財修復・展示棟」内へ修理に入られました。

先だって10月8日(火)、実際の修繕現場の定期見学をさせて頂ける機会がありました。

大変細かく繊細な作業に携われておられる関係者皆様へ、心からの敬意と感謝を申し上げます。

また、この度の仏画修繕を実現して下さった、公益財団法人 朝日新聞文化財団様、奈良県文化財保存課様、宝聚堂ご参拝の折にお心添え下さった皆様、心より御礼申し上げます。

自分を愛し、育ててくれた場所のために。

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吉野山の氏神様である金峯神社の神様を守り、神輿の「運行/巡航」安全を護られる金毘羅大権現。

毎年10月10日19時より、当山境内 天武天皇 夢見の桜の側に御坐す、金毘羅大権現社の祭礼が、地域の皆さまと共に斎行されます。

当寺院 先代住職の良乗(りょうじょう)が、よく言っていたと聞いている言葉。

「すべては、吉野のため。大峯のため。」

どの社会でも同じように、自身が信じるもののために、その発展のために、その時代・その環境で、できる限り心を尽くした先人達の存在を、想います。

自分のためだけ、にあらず。
自分を愛し、育ててくれた場所のために。

それは故郷(場所)に限らず、人(家族・恋人・師匠・親友)・記憶(思い出)・言葉(約束・スローガン・夢)・感覚(ハグ・懐かしい匂い・音楽)など、私たちが「HOME」と呼ぶ存在のために。

夢と理想を持ち続けること。
そこに向かって心を投じることを、決して恥じないこと。

大人になっても忘れてはいけないと、いつも感じることです✨

有難い雰囲気に包まれて

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10月1日 聖天大祭
午後1時 十一面観世音(聖天尊 本地仏) 祭礼

10月1日 聖天大祭
午後2時 大護摩供法要 於 境内道場

今年も、寺務所(授与所)前の銀木犀が、素晴らしい香りを放っています✨