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勝手神社 社殿竣工奉告祭のご案内

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天武天皇とご縁の大変深い、吉野山「勝手神社」のご案内です✨

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勝手神社 社殿竣工奉告祭のご案内

吉野山の守り神として古くから親しまれてきた勝手神社は、平成13年の火災により御本殿を焼失して以来、長く吉水神社に御祭神を仮遷座されていました。
このたび多くの方々のご尽力により新社殿が完成し、御神体が本来の鎮座地へと御遷座されます。

これを奉告する神事「社殿竣工奉告祭」が下記の通り執り行われます。

日 時:令和7年10月26日(日)午前10時より
場 所:勝手神社 境内

当日は関係者をはじめ多くの方々が参列されるため、式典の参列席(椅子席)はすでに事前受付で満席となっております。
一般の方のご参列受付は行われませんが、式典終了後(正午頃以降)は新社殿へのご参拝が可能となる予定です。

長い歳月を経て、再び吉野の地に勝手神社の御神威が甦る喜ばしい節目を、どうぞ皆さまも心にお祝いください。

※お写真と文章は吉野山観光協会様のインスタグラムアカウントよりお借りしています✨
https://www.instagram.com/holy_yoshinoyama/

稲穂のようでありたい

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この世には、実際に経験している人と、経験なしに意見するだけの人がいる。ーエマ・ヘミング・ウィリス

黄金の稲穂が風に揺られ、その景色に安らかさと穏やかさを与えられる季節。

稲穂の様子にいつも教えられる、人として大切なこと。

感謝の心を持ち続けること。
そしてその気持ちを色んな形で伝えることに、怠慢にならない
と。
傲慢にならないこと。

誰もが誰かの子であり親であり、表立って言わないだけで、何かを抱えながら、何かに憧れを持ちながら、人生という道を、祈りながら、考えながら、歩んでいます。

経験を積めば積むほど、稲穂のようでありたい。

益々輝いていて、でも謙虚でしなやかで、それでいて、弱くない。

仕事であれ人物であれ、人生を捧げる覚悟と、それらを愛する情熱がないとできないこと、続かないことが沢山あるなかで、私たちの背中を押してくれる「経験」というお守り。

同時に、必ずしも自分の経験が相手の常識ではないことと、相手の経験が自分の評価ではないことを肝に…言わない勇気、という、引き算をすることで気づく、安らかな時間の多さと、豊かさの真髄。

“people with an opinion versus people with an actual experience.” ーEmma Heming Willis

「修行」ができることの幸せ

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今月のイヒカ塾(10/18) 「天狗~山に降り立った流れ星のお話〜」をご受講下さった皆さま、ありがとうございました✨

「修行」ができることの幸せ、を今一度考えてみる。

自然の中のみならず、日常生活のどの場面をとっても、教材(教え)だらけです。

姿なき、先生。
形なき、修行。

そこを蔑ろにすると、姿ある先生にも、形のある修行にも、長い目で見るとなにも繋がらないでしょう。

そう何度も何度も教えられる伽藍、それが自然。
そう何度も何度も実践し続ける試練を与えられる道、それが人生。

口約束だけ、口だけで行動が伴わない。
それだったたら、何も言わずに実行する。

形のない修行を、誠意を持って実践し続ける姿は、その時は地味で気づかれにくいかもしれませんが、長い目で見ると…最も実績のある、真の修行者であることは一目瞭然ではないでしょうか。

何をしに来てるの?
何のために来てるの?

「天狗になる」ということわざにもあるように、修行の意味と試練を、誰よりも深く知っている天狗だからこそ、人間として忘れてはいけない戒めを、自らが「高く長い鼻」という、悪い例の滑稽な姿を見せ、見るものに考えさせ、自制させる慈悲を与える。

自らの身を呈して、導いていく。
神仏の姿形に宿る、計り知れない優しさに今一度気づいていく。

私たち人間は、大変弱い生き物です。
だからこそ…導いてくれる存在の偉大さを、噛みしめたいものです。

イヒカ塾では、日常で実践していける学びを、様々な観点から楽しくお伝えしています✨
次回も、皆さまのご受講を心よりお待ち申し上げます✨

<<次回 イヒカ塾日程>>
12/13(土)「烏枢沙摩明王 ~氣枯れと清めのお話~」