さい帯血バンク

愛を知った日

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愛を知った日

さまざまな経験を通して、私たちは生涯、千差万別の感情とともに生きていきます。

修行のコアに挙げられる「不動心」への憧れ。

それは、何も感じないための心を手に入れるものではなく、どのような感情を経験したとしても、その経験を自他を思いやる言動へと繋げること。そこを、迷わないこと。

自分はこうされたから、相手もそうされて当然。仕返しや忖度、期待をしたところで、何も得るものはありません。

生きている中で、大切な人を失い残される悲しみは、できれば経験したくない経験です。

でも、心が裂ける痛みを知り、愛を知った。
悲しみは、愛と学んだ。
その愛を、人に向けていきたいと、誓った。
悲しい、は愛。

多種多様な場面で、死生観をお伝えする機会が増えて、目の前にいらっしゃる皆様にただただ伝えたいと願うことは…

大丈夫、を伝えたい。
未来は空っぽじゃない、時間が解決することは少ないけれど、今を肯定的に生きる選択は可能である…誰かを想い、愛し愛される記憶は、かならず前を向く力になることを、引き続きお伝えしたいです

Anju

すべては取り方・見方

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同じように繰り返される日常。
一瞬たりとも、同じ風景はなく、毎日が特別な日です。

今日という日は、2度と戻って来ません。

明日があるから大丈夫−
私は大丈夫。私の家族にかぎって、ないない-

その自信はどこから来ますか?

「今を生きる」は、あまりにも綺麗な言葉に聞こえます。実際、どう生きることが、今を生きることなのか。

朝の「おはよう」
夜の「おやすみ」

「ありがとう」「ごめんね」「大好きだよ」
そして時には、相手を想うがゆえの、叱りや厳しい言葉。

その一言一言に込められる、お互いの想いを知ること。言い合える相手が居ることが、当たり前でないことを、知ること。

お互いの顔を見て、語らい合う機会が減ってしまっている現状だからこそ、大切にしたい「言葉」「挨拶」の温かさと重み。

その有り難さに自らで気づき知った時、今日という日がどんな日であれ…「生きているからこそ」と、目の前の現状に焦点がいきます

未来は、明日ではなく、今日、今…です
Anju

愛することを、恐れない

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愛することを、恐れない

4月8日 釈尊降誕会〜花まつり〜の大祭は、すべての生命を祝福する祈りの日です

櫻本坊の大祭では、お釈迦様の誕生佛の背後に涅槃図が掛けられ、産まれた瞬間と死す瞬間が同じ聖域内に在ります。

寿命: イノチにコトブキと書く-
人が祝福されている瞬間のひとつに、死を迎えるときがあるのではないか。
もちろん亡くなり方や関係性などで、そう捉えることが難しいこともあります。
でも、人生は長さではなく生き方、であるのは確かな真実であると思うのです。

生と死を語り合うことを、タブー視しない。
生と死を考えることは、結局、その瞬間瞬間どんな言葉を選び、なにを社会に伝えていくかを考えることだから
私たち全員が、発信者です。

どれだけ人を思いやり、想いを力にし、実践していくか。…何より、自身が幸せになることを恐れない

どのような状況に置かれても、真っ先に相手に「ありがとう」「ごめんね」を、素直に正直に、懸命に伝えれる人間でありたいと、心から願う毎日です。

Anju