幅広い奉仕(職種)をこなすために、様々な工夫とチームワークの積み重ねがあって、日々お寺の作務は可能になります。
直接人の目に触れない、裏の現場で、どのように心を修めるかー
何のため、誰のために奉仕をするのかー
目に見えず、耳に聞こえなくとも、心で観じる…神仏の御心の奥深さー
昨夜の、幻想的な線香花火のような月食の余韻…清々しい晴天の今朝✨
飛鳥にある天武・持統天皇陵(檜隅大内陵)へ、ご挨拶の参拝へー
13日(日)『天武天皇例大祭』へ向け…神事ならびにご開扉を滞りなく斎行できますように…物理的な準備が着々と進むと同時に、心はどんどん鎮けさに満たされています。
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11月13日(日) 13時『天武天皇例大祭』
当山を建立された天武天皇は、櫻本坊の祈りの道の原点そのものであられます。御神前において、天武天皇のご遺徳をしのび感謝申し上げると同時に、日本の平和・災難除け 道開き・勝福の祈りが捧げられる、荘厳な神事です。
*ご参列をご予定の方は、神前拝礼に不敬にならない服装でお越しください。
大講堂からの景色ー
吉野山は、今日も美しい
“Look at the big picture”
日日是好日: どんな日もあるけど、どんな日であっても、今しか見れない景色だと思って、“Look at the big picture “ 全体を見るー
意識的に「森」を見ることの大切さ。
もしかしたら、一本の「木(人間・事柄)」だけ見ていると、なかなか木の成長や変化に気づかないかもしれない。
もしかしたら、半径10m内の「林(コミュニティ)」だけで起きている出来事や議論で、「みんな」「全体」の総意や意見ではないかもしれない。
ズームアウトして、全体の「森」を空から客観的に視野を広げて見てみる。
「森」は毅然と存在していて、美しく四季の移ろいを叶えています。
清らかな森を守ってきてくれた、人の努力と想いが、その森では生きています。
火災があった場所であっても、草木はちゃんと再生し、新たな森を作っています。
一本の木や林は、森を形成する大切な一部です。同じ大地と宙の間で生命を共にしながら、それぞれが己の個性を持ちながら、助け合い切磋琢磨しながら、生きている。
でも忘れてはならないのは、その森は昨日今日で成り立った訳ではないということ。
大小の破壊や崩壊を経験し、その都度、毅然と再生と創造を繰り返し、更に美しい森へと進化させてきた変化の歴史ー
どのような景色に遭遇していても、いずれ未来で、あれはあれで楽しかった、あの嵐があったから、今の大地の発展がある。
今日も、自分が情熱を注げる人生・組織・社会・世界という名の森を形成する1日✨
そう思えるように、今日を「日日是好日: 結局は、ええ日」にしていくことの、毎日の試練と、かけがえのない、楽しさ✨