お守り

祈りは失われない

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全ての願いが、思い通り、願い通りに叶わなくても、後で振り返った時に、どれほどの大難が小難になっていたかを知る時が来る。

いろんな形の愛と人生を学ぶために、与えられる試練を、「こんなはずじゃなかった」と捉えるか、「この経験のおかげで今がある」と前を向けるか。

いま、すぐに、叶わなくても、思い返せば…思いもよらない形とタイミングで「叶ってい(き)た」多くの祈り。

守られ導かれている、自らの生命に、今日もたくさんの感謝と笑顔のシャワーを。そして、努力の継続を信じきる潔さを。
Anju

(山上参籠所 坊守撮影)

奥駈修行の様子

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奥駈修行の様子―
雨に逢ったのは小一時間ほどだったそうで、昨日無事、大峯山上に到着。
大峯山上 参籠所にて
昨日到着後~大峯山寺へ参拝護摩~今朝弥山へ向けて出発の様子
(山上参籠所 坊守撮影)

本物の聖地~奥駈修行出発~

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午前3:30 本堂前にて「行ってきます」の勤行
久しぶりに顔を出した星空と、夏とは思えない涼やかな気温のなか…奥駈修行へ出発

まだ暗い早朝、吉野山に響く、修行者達の勤行の声、リュックに付けられた鈴・大地を踏みしめる金剛杖…錫杖・法螺貝の音霊…これが修験道の聖地の、なんとも言えない清らかさと厳かさなのだと、あらためて感じます。

そのような尊い修行に立ち会えること、同行(どうぎょう:立場も持ち場も違えど、心を共にする)できること、毎年一期一会のメンバーのお顔を拝見し、背中を見送れること。

「いってらっしゃい」「おかえりなさい」

…この言葉の重みと尊さ、そして何より、吉野大峯の素晴らしさを、もっともっと発信していきたいと、噛み締める日

Anju