聖地

その気配を信じる

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本日 午前7時、当寺院中庭に坐わす高倉稲荷明神社にて、例祭を斎行いたしました。

当社には、山(自然)そのものをご神体とする、奥深き心あたたかい山の神が鎮座されます。
山に入る者(仕事・修行)を守り、我々の心の最も弱い所に潜む「魔」を祓って下さいます。

またこちらの鳥居で結界を護り、様々な魔厄病災を祓って下さる眷属は、古来からの信仰が残る真っ白な日本狼達で、起死回生へ導く役を担うと伝えられています。

法要祭礼の時間は、神仏と私たちの間に存在する、「結界」という沈黙の領域を前にして、いかに不必要な思考や情報を削ぎ落とし、「今ここ」に集中すべきかを、意識させられる貴重な時間でもあります。

神仏は、私たち人間に、直接声に出して語りかけることはありません。
しかし、目の前で起こるすべてのさだめを、じっと観つめ、耳を澄まし聞いて下さっています。

たとえ目を閉じ、黙っていても。

どんなことが起こっても微動だにしない、その寛大さの裏側に、我々と共に喜び、悲しみ、耐え、挑戦する側で寄り添って下さっている気配。

その気配を、信じる。

その気配と沈黙を前に、手を合わせ祈る時間の平安さが、日常の心の平安に繋がっていきますよう、いつもいつもお祈りいたしております。

それでもやっぱり

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不動明王ご縁日(28日)初護摩🔥

山に入らせていただくこと。
お堂の中で修法をさせていただけること。

私たち人間は、常に自分自身のことで必死で、目先のことしか見えない時があります。
それは「修行」の世界でも同じことが言えます。

修行は、「する側(者)」が「エライ」のではありません。

修行を、させて頂ける場所があって、実現できること。
修行を、理解して下さる家族や職場の方、そして修行を気持ち良くできる環境を、一緒につくり支えて下さる数多くの方々の存在があって、可能となること。

もともとあって当たり前はなく、もともとなくて当たり前の現場に、どれほど多くの方々の惜しみない想いと手間が積み重なってきたのか。

だからこそ、どのようなことにも、ただただ感謝の言葉と気持ちに尽きると、日々、思うことです。

世のため人のために何ができるのか。
そのために、いまここで自分は何ができて、どうあるべきか。

常に自問自答し、実践し続ける気持ちと行動力を維持することは、そう簡単ではないなかであっても…

それでもやっぱり、人を信じて、人の心の平安を祈り続けたい。

日々、思うことです。

Who is the monster?

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Who is the monster?

昨年公開された映画「フランケンシュタイン」。
科学者ヴィクター・フランケンシュタインが生み出した、人間ではない“怪物”の物話。

しかし、物語を知り、視点を変えれば、本当の“怪物”は誰か、“怪物”の概念とは何か、考えさせられます。

節分が近づく最中、この時期から全国各地で鬼の気配が前に出てきます。

「怪物や悪者は、自分を正当化する言い訳の一部である」

ただ存在するだけで、全悪の化身のように言われることが多い鬼の存在。

鬼は異世界から来た、人間と対立する存在ではなく、人の心の善悪とは何か、を写し出してくれている鏡です。
私たち人間の、違う側面を反映した姿です。
私たち自身の姿でもあります。

誰もが心に、鬼を宿しています。
そしてその鬼は、憎悪や傲慢さや弱さの象徴となって現れる時もあれば、誰かを救うため…愛するがゆえ…あえて「心を鬼に」した折に現れる存在でもあります。

鬼は、私たちの前途を邪魔するだけの存在ではありません。
鬼が、時には寄り添い、励まし、勇気をくれ、気づきを与え、後押ししてくれる事の多さを知る。

「誰もが心に持っている鬼、その鬼さえも慈しみ感謝できるように。」そのような願いも捧げられるのが、節分会法要に込められる大切な教えのひとつです。

……………
節分会 星祭り祈祷護摩法要
2月3日(火) 午前11時 於 本堂

節分会 開運厄除ご祈祷札「郵送」のお申込は、2月2日までの受付となります。
厄年でない方も、1年(新年)の開運厄除けをご祈願頂けます。

オンラインからのお申込も可能となっております✨
詳細は下記よりご確認ください✨
https://sakuramotobou.or.jp/event/2026/20260203.html

なお、2月3日の法要には、どなたでもご参列頂けます。
志納金:3,000円(護摩祈祷料・拝観料・記念品を含む)

※開運厄除の節分祈祷札をご希望の方は、当日受付にてお申し出ください。
ご祈祷後にお持ち帰りいただきます。