聖地

いっぽん軸があるからこそ

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いっぽん軸があるからこそ

櫻本坊では、神仏習合 修験道の法灯継承に、常に尽力しております。

そして、性別・国籍・宗派・所属・身体的特徴・肩書等についても、どこよりも率先して多様性を尊重して受け入れています。

時代の風向きが大きく変わり続けるなか、最も大切な「心(本質)」の部分を伝えていく責任と使命。

さまざまな混乱が溢れるなか、あらためて、基礎の部分に戻る。

原点に戻ることは、後退することではありません。
むしろ、常に、前に進むこと。
行者の伝統を継いでいくのは、行者です。
しかし、それは行者単体でも、寺院単体でも、実現できません。

多様性の中にも、一本軸がなければ、単純なフリースタイルとなってしまい、法は法でなくなってしまいます。
型があるからこそ、可能になる多様性があります。

行者の「精神の軸」がブレないように、調整・指導・育成していくのが、我々寺院の役割の1つです。

もちろん…行者だけでなく、どなたにも「人として生きる道」を示し、実践を促していく体験や気づきを提供する。

1人1人の感情や考え方に寄り添いながら、意識を改革するために、道標を示していく。

今、櫻本坊が尽力している取り組みは、枠や線引きではなく、多様性を発展させるための中心軸固めであり、次世代への「日本の精神性」の確かな継承です。

Anju
何事も、自らの思考と想いが、現実を引っ張っていく。

真の心を知る

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お席が残り僅かとなっております
ありがとうございます
お申し込みご希望の方は、7日(日)まで受付ております
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『天武天皇御神像 献茶式・お茶会』
秋の特別ご開帳 正式参拝 ~日本の祈りと清めの神髄に触れる…極上のひとときへのご招待~

日時: 11月20日(土) 午前11時~午後2時半
場所: 井光山五臺寺 櫻本坊
定員: 20名
会費: 2万円
※正式参拝玉串料・薄茶2席料・精進点心料が含まれます
年に7日間のみ特別ご開帳させて頂く「天武天皇御神像」…日本の精神軸と原型を固められたご功績への感謝と、世界平和・万民安楽を共に祈ります。

※玉串奉奠がございますので、神前拝礼に不敬にならない服装でお越しください。

※「やまと薬膳」薬膳弁当:旬のオーガニック野菜や化学調味料不使用にこだわり、心身の清浄のための精進料理です。

※自然農園で栽培されたお抹茶をご用意しております。
※感染予防対策を講じてのお茶席です。
(お茶碗1人1碗・菓子器1人1皿・熱湯消毒・充分な換気等)
手指消毒・検温・マスク着用のご協力をお願い致します。
なお、人数を分散し、班分けをしてのご案内となります。

※流派不問・茶道初心者様大歓迎です
お申し込み・詳細はこちら
https://sakuramotobou.or.jp/event/2021/20211120.html

何者か、であるまえに

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櫻本坊は、天武天皇が創建されてから1300余年、すべての人のための祈りの場として、悠久の時間を刻んで参りました。

本来その道に、性別 年齢 国籍 肩書き 身体的特徴などの縛りはありません。

お寺に足を運ばれる想いと、お寺との関わり方は、千差万別です。

修験道は、梵天袈裟や、鈴懸装束を着用することが、最終目的ではありません。
護摩を焚くことが、最も偉い行では決してありません。
山に入ることだけが、行者の姿ではありません。

何者か、である前に…「人として」どうあるか。

人間としての当たり前を当たり前にし、自他を可能な限り不快な気持ちにしない、人として大切な礼儀作法を怠らない努力があってこそ、の道です。

「思いやり」とは、なにか。
「謙虚さ」の真髄には、なにがあるのか。

物の扱い方、「人を人として」接しているかを、あらためて見直す

自分の背中は自分では見えないからこそ、人は傲慢さを覚えます。

役行者の背中に、何を見出し、後に続くのか。
…そこを考え続けることができて、初心(発心)という軸をブラさない意識と努力が、最も敬うべき「行」ではないでしょうか。

Anju
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近年では、20代30代の方のお寺への入門が一層増えています。入門される方が皆、修験者になるために帰山されているわけではありません。得度受戒で学んだ心構えを、見えない所で共に実行してくださる姿こそ、道を学ぶ者が決して忘れてはいけない姿勢です
人生・社会という道を歩むにあたり、皆様の軸を調える環境を提供し続けています。