大峰山

ここを去るとき

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その先にあるもの

吉野山から大峯山に向けての道には、代表的な4つの門があります

その2つ目の門が、金峯神社「修行門」-
ひとつひとつ、門をくぐっていくことの覚悟を知る。中途半端・いい加減・生半端な気持ちでは一線をこえるべきではない…結界をまたぐことの重みを知る。

最も重要なのは…修行門をくぐった後、その先進む道を間違わないように気をつけること。

暗闇が道を覆っても、自らを灯火として燃やし、周りを明るく照らす使命を自覚すること。

自らの心構えや歩む姿勢が、暗闇の方向へズレてしまわないように

「他人を尊重し、敬意をもって接することができないなら、ここを去れ」

2017年に、人種差別問題に対して発信された、米空軍士官学校 校長のスピーチは、修験の道にも通じます。

修行門を去らねばならぬ日が訪れないように、常に、自分がいま歩む道を、振り返る−

来た道の先に、門はまだ、存在していますか?

上にあるもの

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“Never lose your own sunshine in your heart. Hope, positive thinking and smile!”

「考える」ことの側面に、下へ下へ「深掘り」してしまう事があります。

まるでモグラのように、考えれば考えるほど、自分で自分の掘る穴が深くなっていく。

そこでどういった現象が起こるか。

モグラは地中を掘り進める中で、目が退化しました。つまり、見える世界は、闇。

良い考えや対策案・アイディアは、下ではなく、上にあるはず。暗闇ではなく、ぱっと閃く「光」にあるはず。

ふと気づいたら、自身を包む世界が地中の闇になっていた…!なんてことがないように、考え方の癖付けを意識してみる。
古来より、世界中で宗派関係なく「太陽」は神聖な対象です。日本を象徴する尊い女神も、太陽神。

上を見上げれば必ず在る太陽は、私たちの心の中にもあります。鏡が祀られているのも、自らの心を映し、また光を反射させ周りをも輝かせるため。
心の中に在る、尊い太陽を失わないためにー
まずは自分という世界と、自分を取り巻く世界から、光を伝染していけますようにー