大峰山

とこしなへ

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とこしなへ

本日11月7日(土)から15日(日)まで、櫻本坊本堂に於いて、天武天皇ご神像を、特別ご開帳致しております。

吉野は、大海人皇子(後の天武天皇)と、鸕野讚良(後の持統天皇)の愛の地-

2人肩を並べて目指した国づくりの基盤。
物質的な偉業のみならず、「日本人としてどうあるべきか」という精神的な偉業を、現代に繋げられました。

日本人としてどうあるべきか?
平和のために、どう行いを修めるべきか?
…天武天皇ご神像の御姿は、その想いと祈りの永遠性と神髄を、お伝えして下さっています。

Anju

拝観受付時間: 8:30〜16:30
特別拝観料: 800円 *小学生以下無料

同時に、宝聚堂も開扉しております。
天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文・旧国宝)等 拝観して頂けます。
但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

なお、特別ご開帳期間のみの、特別ご朱印もご用意しております。
(天武天皇と持統天皇の万葉歌など、道開き・道邁進の祈願が込められています)

皆様の結縁を、心よりお待ち申し上げます。

*感染症対策のため、マスク着用・手指消毒・検温・時差入堂等にご協力ください。

“Prayful” season

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“Prayful” season
吉野山は桜の印象が圧倒的に強いですが、秋の紅葉も心洗われる風情があります。

外から遠くから見て美しいものもあれば、中に入らないと、近づかないと気づかない美しさや良さもある。

吉野山の四季折々の自然がまさにそう-
桜も新緑も紅葉も…その真っ只中に入り、風景の一部に人間が溶け込める「間(ま)」を持つ聖地
同時に、真っ只中にいると気づかない恵みも沢山あります。

最初どれだけ眩しく思えた光も、目が慣れると、その有り難さを忘れ、もっともっと、と充分以上手元にあるのに欲しくなる。独占欲が沸いてくる。

真っ暗闇も同じです。黒い水が入った水槽に、墨汁をどれだけ注いでも、その違いにすら気づかなくなる。氣枯れ(穢れ)を浄化することに怠慢になってしまう。
すぐ側で寄り添う温かい想いや、見守ってくれている愛の深さが当たり前すぎて、忘れてしまいがちな大切なコト。疎かになりがちな、自身の甘えのブブン。

中に入ってみないと分からない多くの真実

日本人の原点である自然を敬う心は、自然(生命)を内側から観れる精神性を育み、人間としてどう生きるか…外からだけでは分からない、中に秘められる「行間の間(ま)を読む」「気配を感じる」本来の能力を、常に養ってくれているように思うのです
Anju

金毘羅大権現 祭礼

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金毘羅大権現 祭礼

毎年10月10日、当山境内 天武天皇 夢見の桜の側に御坐す、金毘羅大権現の祭礼が地域の皆さまと共に斎行されます。
今年は、役員代表者のみで斎行させて頂きました。
吉野山の氏神様である金峯神社の神様を守る、「運行/運航」の神仏であられる金毘羅大権現

秋は日本中で、自然の恵みに感謝し、自然との共存を祝福する祭礼が行われます。
本年は多くが縮小という形になっておりますが、最も大切な「神事 祭礼 法要 護摩」、神仏へ捧げられる祈りは、厳粛に粛々と行われています。

人の目に触れる触れない関係なく、極端に言えば、参拝者が零であっても百であったとしても、神仏へ向けられる真心と準備は、常に同じ。

心があるところに、祈りがある。
その神髄の原点と、しかと向き合う2020年-

Anju