大峰山

やろう、できることを、いま

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The Next Right Thing

大講堂にある襖の書「世界 平和 生命 同一」
この書は、20年前に、7歳の少年が書いたものです。
この「世界」には2つの意味が込められています。
”world” そして “I am / You are”-

日本を含む世界の平和を願うことはもちろんですが、その前に…真っ先に幸せを願う存在が常にあります。

ワタシ自身、そして共に生きている大切なヒトたち

櫻本坊が大切にする想いの1つに「自己満足ではなく、他者満足で生きる」がありますが、これは決して「自分を犠牲にして他者に尽くす」という意味ではありません。

「自分を含めた」社会 日常が幸せになるための選択をすること。
自分が温泉の元湯♨️になること。
自身から湧き出る温泉が、温かくて心地良いものであればあるほど、その溢れる温泉に浸かる周りの人たちも、笑顔で幸せな気持ちになります。

自分の心を満たしてあげなければ、他者へ真に心を向ける余裕はなかなか生まれません。

ウィズコロナの世界では、以前と全く同じ日常や普通に戻ることはなくなりました。

見直したいこと、必要と不必要の浮き彫り、「当たり前」の見つめ直し、自然の美しさ、根っこの素朴なトコ、心の在り方。

所有物 物質的な価値の判断による「豊かさ」や「幸福度」よりも、形やモノではない「愛・祈り・繋がり・思いやり・希望・言霊・感謝」…自身の温泉♨️を湧かすための、選択肢の「豊かさ」が軸とされていく世界。

まずは、ワタシという世界そのものが、平和で幸せなものであるために…やろう、できることを、いま

“how you treat people ultimately tells all. Integrity is everything.”

Anju

今夏の取り組みについて

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今夏の取り組みについて

例年、大峯山への登拝前後の護摩修行のために、修験者で賑わう当山の大講堂ですが、今年はその風物詩の風景とは異なる夏となりました。

吉野山という聖地の力は、やはり自然の力であると、あらためて実感しています。

振り返ると、天皇や武将、歴史に名を刻んできた多くの偉人達が、魂の「再生」のために吉野山に登拝してきました。

そして、五感を澄まし、自身の生命と生き方を見つめ直し、心の力を充電する場所とされてきました。

櫻本坊の今夏は、皆様の心の力を再生するお手伝いができる、体感と空間を開放致します。

現在、ご案内内容を調整しております。
おってHP・FB・インスタグラム等でご案内ささせて頂きます

Anju
大講堂に挿し込む初夏の陽射しと、萌える新緑の反射…葉が擦れ合う清らかな音

祈りと医学 ~CareとCure~満月の日の誓い

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祈りと医学 ~CareとCure~

明確な出口と指針が示されない社会の動きの中で、自粛疲れのピークを感じている人も増える一方。

余裕がなくて、不安が拭い切れなくて、心まで疲れきってしまって…すると人への当たりもキツくなりがち。
ハッと気づけば、人に優しくできない自分がいて、そんな自分への自己嫌悪もでてくる…
こういった、心の感染のループに入ってしまいます。

近年では、社会・人生の中での社寺の役割は薄れていくばかりで、形・手段ばかりが前に出て、心・目的は置いてきぼり、そのような現状があったように思います。

身体を治す(Cure)のが医療従事者の皆さんであるように、心を癒す(Care)役割にあるのが、本来の神社仏閣の役割であると、あらためて想うことです。

心が荒んでしまったままで、この先も当面過ごしてしまうことを、少しでも食い止めるために、神社仏閣という場所は社会に何を提供できるのか、原点回帰。

誠実さ・正直さ・真面目さ・思いやり・優しさ・希望・愛・想い…そして祈り。
誰もが持っている心の力。

形のないこれらの力が、心の治癒・平安に繋がっていくよう、社寺の本来の役割を果たすために、今できることをする。

それが、満月の今日決意する、私たちの誓いです。

Anju
書は「○」
まる・えん・サークル・満・巡・永遠・和…つまり、いのち。