大峰山

金毘羅大権現 祭礼

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 植物&食物, 聖地, 神仏, 修行, 大峰山, ことば

金毘羅大権現 祭礼

毎年10月10日、当山境内 天武天皇 夢見の桜の側に御坐す、金毘羅大権現の祭礼が地域の皆さまと共に斎行されます。
今年は、役員代表者のみで斎行させて頂きました。
吉野山の氏神様である金峯神社の神様を守る、「運行/運航」の神仏であられる金毘羅大権現

秋は日本中で、自然の恵みに感謝し、自然との共存を祝福する祭礼が行われます。
本年は多くが縮小という形になっておりますが、最も大切な「神事 祭礼 法要 護摩」、神仏へ捧げられる祈りは、厳粛に粛々と行われています。

人の目に触れる触れない関係なく、極端に言えば、参拝者が零であっても百であったとしても、神仏へ向けられる真心と準備は、常に同じ。

心があるところに、祈りがある。
その神髄の原点と、しかと向き合う2020年-

Anju

唯一心に届けられるもの

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 想い, 祈りと医学, 植物&食物, 聖地, 神仏, 修行, 大峰山, ことば

唯一心に届けられるもの
“Three things cannot be long hidden: the sun, the moon and the truth.“ -Buddha

「生きる行いを修める」ことを「修行」と、櫻本坊では常にお伝えしています。
つまり儀式中の作法や技術、山の中、もしくは社寺 聖地の中だけが行場ではなく、日常・社会・職場・家庭・人生全てが行場。

その「生きる行いを修める」なかで、毎日、私たち人間は知らず知らずのうちに罪を作っています。

小さな嘘、小さな誤魔化し、小さな陰口、小さな批判・小さな殺傷(食物 動物 植物 虫)…「小さな」ことが積もり重なると、いずれ「大きな」渦となり溜まっていく罪。

日常で、どれだけその小さな罪に気付き、反省し、努力し、感謝し、自他への思いやりある言動を選択していけるか。

常に私たちは選択しながら、生きています。

そしてその選択は、やがて人柄・人相・習慣・言葉・雰囲気・生き方となり、必ず相手に伝わっていきます。
ごまかしが効かない「心」「言霊」の時代に、今生きている私たち

「生きる行いを修める」には、心を投入することが同時に伴っていなければ、意味がありません。

神仏にも人にも、その「御心」に確実に伝わっていくのは…ごまかしが一切ない「真心」です。

Anju

いちごいちえ

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 祈りと医学, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, お守り, 修行, 大峰山, ことば

いちごいちえ

10月1日、吉野聖天大祭を滞りなく斎行せて頂きました。

ご参拝下さった皆様・出仕して下さった行者の皆様・心を向けて下さった全国の崇敬者の皆様、ありがとうございます。

1日零時、曇り夜空の中始まった聖天尊浴油秘法供。
法要が始まると、月が雲間から顔を出し、明るく…静かに法要を見守ってくれているようでした。
また、山の水が豊富な時にしか出ない境内安寿瀧の水が、示し合わせたかのように流れ、清らかな音霊がひとつ、法要に加わりました。

月・星・水…
夜空・天空・自然の計らいを見させて頂くことが、この大祭の、1年ごとの「答え合わせ」、そう毎年感じずにはいられません。

そして、午後1時からの、ご本地仏 十一面観世音菩薩さまの祭礼。
祭礼が始まる直前に、合図のように歌う青い鳥。
櫻本坊に毎日来てくれる青い鳥たちも、祈りと共にいてくれています。

大護摩の炎は天までのぼり、香煙に射し込む太陽の光の筋が、なんとも言えない有り難い時空間でした。


どのような情勢の真っ只中であっても、1000年絶えることなく続けられてきた祈りの在り方…人間として今できる最大限の努力を捧げさせて頂く。神仏へ向ける気持ち・想いは何一つ変わらず、祭りの「重み」は同じ。

神仏の御前に奉られているご神饌ですが、神仏へ献上し奉るお供物が「ある」ことは、決して当たり前ではありません。

山のもの…海のもの…御食御酒…自然の恵みが今年もあり、多くの方が共に心を向けて下さるからこそお供えできる「ご神饌」–

「一期一会」
こうやって、祭礼の日を目的に、共に心の準備をすすめ、各地からお越し下さること。共に祈りを捧げる時間を当日過ごせること…すでに結ばれているご縁と、その瞬間の「重み」をあらためて感じました。

「調和」「ご縁」「むすび」…どの時代においても、原点にある人間の最も大切な心の部分を忘れない。

今 ここにある「当たり前」の始まりと奇跡を忘れず、今日という1日も…皆様にとって、かけがえのない「当たり前」の時間でありますように−

Anju