植物&食物

季節はめぐる

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季節はめぐるー
枯れ行く過程にこそ、そのものの本質と美しさが現れるー
当寺院由緒の天武天皇「夢見の桜」、今年も目覚め始めました。
すべての物事が、必ず毎年順調に訪れるとは限らないなかで、今年も春を迎えられる尊さ。
マゼンダピンクの、はちきれんばかりに膨らむつぼみ、触れたら折れてしまう繊細な枝垂れ枝の端まで…命は巡る…

吉野山 桜の開花状況案内のリクエストをたくさん頂いております。
随時更新してまいります。
吉野山の奥千本ー

吉野山 奥千本の再生に「献木の桜」を

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吉野山 奥千本の再生に「献木の桜」を

櫻本坊も協力させて頂いております、一般財団法人 22世紀吉野桜を愛でる会様が、令和の献木募集をされています。

“今から1300年前、聖武天皇が都を現在の奈良の地に遷都された時を前後して、役の行者が吉野山から大峰山に至る修行道の霊場を拓きました。

吉野山はその入口にあたり、吉野山の桜は行者が桜木に蔵王権現を掘り込んだ事から御神木とされ、1300年以上にわたり人々が苗木、若木を持ち寄って植えたことから現代に伝わります。

しかし、「奥千本」の地域はスギ・ヒノキへの配置植林に加え、たび重なる自然災害も相まって、桜木が甚だしく減少してしまいました。

奥千本の桜を再生させるために、「22世紀吉野桜を愛でる会」は、名山「吉野山」に、みなさまから献木桜を募り植樹する活動を通じて、世界に誇る文化遺産を生きた姿で22世紀に引き継ぐことに寄与したいと願っております。”  (HPより抜粋)

桜の献木に関する詳細はこちら
http://yoshinozakura.com/

*本日3月19日(土) 讀賣新聞掲載

考えるチカラ

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考えるチカラ

発信の底力は、その人が長年培ってきた、心からの想いであり、その人自身が経験し考え絞り出す言葉であります。

その言葉には、どんな武器よりも偉大な力がある-

言い換えれば、人の言葉を真似ても、自身のフィルターを通すことで、全く違う意味になり得ることも多々あり、言葉に宿る力も、雲泥の差にもなりえる。

考える、ことが弱くなっている現代社会。

人に言われたことしかしない、人に言われるまで待つ、人が言ったことを、意図を理解しないまま批判し拡散する。

誰かが言ってること、やっていること、一面だけではなく、側面を理解する「考える力」は、失ってはいけない。

相手を傷つけたり、相手を陥れるためではなく、最低限の社会でのマナーやルール・秩序を守るため、お互いが「人間同士」気持ちよく過ごすために、言うべきことは、ちゃんと言う必要はあります。

でも、それが相手に届かなくても、それが全員に伝わらなくても、いいのです。

それぞれが真に届けたいと願う想いが、届く人達に…心に、届けばいいのです。

そこから広がる、優しさと強さがあれば、自分自身の日常世界は、充分以上に幸せで、ありがたい

……
旧暦の己巳の日である本日 午前7時、吉野弁財天社にて、例祭を斎行致しました。

当山 境内のほぼ中心に、あでやかに鎮まります、吉野弁財天社。

白蛇を従えた 水を司る美しい女神であり、芸能・弁(コミュニケーション・言霊) ・財(経済・商売・人脈・縁結び)の巡りを良きものとし、「宇賀神」とも唱えられます。