植物&食物

イノチ

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Peripheral-

どんなに小さく薄い 花びら1枚にも、人間と同じように「毛細血管」があります。

触ると少し湿っていて、隅々まで「巡っている」イノチに触れることができます。

太陽は等しくすべてのイノチに降り注ぎ、月は等しく地上のイノチを清める。海はすべてのイノチを満たし、風はすべてのイノチの進むべく道へ後押しをしてくれる。そして火は、すべてのイノチの感情を燃やしてくれる。

自然に宿る神仏に、温かく、時に厳しく、いつだって見守ってもらっている私たち人間。

形として見ることのできない、目に見えない祈りによって、イノチは巡っている。

誰1人として欠けてはならない、かけがえのない存在。

想いは、祈りは、届くべきトコロに必ず届きます。

イノチは祈りであり、祈りはイノチそのものであるから。

祈られ続ける、あなたのイノチを
大切に

Anju

改元記念・世界平和祈念 特設夜会(野点)を振り返る -写真-

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改元記念・世界平和祈念 特設夜会(野点)を振り返って -写真-

天がすべてのタイミングを合わせて下さったように、天武天皇 夢見の桜が満開を迎えた3月30日・31日の2日間。


家内安全祈願そして全ての母への感謝が込められた役行者母公と、女性加護の御利益で親しまれる聖観世音菩薩さまが鎮座されます大講堂。桜で賑わう吉野山の中でも、知る人ぞ知る…もっと言うと皆さん「誰にも言いたくない!秘密にしておきたい!」と、とっておきの隠れスポットとして人気を誇る大講堂の瞑想ルーム。生命の書、静寂の中で聞こえてくる鳥のさえずりと、圧巻の桜の景色。そして何より、温泉に入っているような温かい雰囲気に包まれるこの大講堂で、3月下旬~4月初旬まで、裏千家教授ご指導のもと、お茶席が開かれました。

茶道(ちゃどう)も、祈りと清めの儀式であり、すべてへの敬意と思いやりが込められた、素晴らしい「道」であることを、再確認させて頂けた、大変貴重な時間でした。日本って素晴らしい、日本人として生きていることへの感謝がこみ上げる学び多き日々。

特設夜会(野点)は19時から始まりました。
夢見の桜のライトアップで、なんともいえない幻想的で荘厳な雰囲気に包まれる夜。
裏千家教授によるお点前。
茶道の作法は、神道の祭式に似ているところも多く「全てに意味があること」「人が見ていない所でも作法を怠らないこと」「結界の向こうの無塵の世界」「神様がおられる茶室」多くの心構えの共通点を、あらためて実感いたしました。

天武天皇 夢見の桜への献茶式がまず斎行されました。
不思議なことに、献茶の直前に、1分ほど雨がサァーッとふり、参加者全員で夢見の桜へ手を合わせるときには止んだ雨。
全ての天の計らいに、言葉を失いました。

全ての「道(どう)」に通づる想いの共通点は「そこに宿る精神(スピリット)への敬意と祈り」「清め」そして「他者への思いやり」

新元号「令和」が発表された日に、こうして茶道の先生方、そしてお茶席のために携われた多くの関係者の皆様と共に、あらたな時代への志と、原点の大切さを確認しあえたことに、ふかく、深く感謝申し上げます。

Anju

かぐや姫に出会える花園

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満月と満開の夜の秘密

今日4月19日は満月。
そして、境内の八重桜は満開。

みなさんは、満月の夜、満開の桜に起こる奇跡の魔法をご存知ですか?

一斉に、桜はかほりたつのです。

人工的な桜の香りはマーケットに数多く出回っていますが、本物の桜の香りは、まさに桜餅のかおり!
その香りが、いっせいに香り立つ満月の夜の奇跡。

桜の花に鼻をくっつけても、香りはしません。
どこからかいい香りがほのかに漂ってくる…自分を包んでくれる空気がピンク色に香っている。
なんだか、かぐや姫の世界との境界線が薄くなって、なんともいえない幻想的な世界に景色が変わる。

植物の、自然の流れにさからわない姿、真っすぐな生き方から教えられることの多さ。
特に桜は、私たち日本人の精神性の本来の潔さや美しさを再確認させてくれます。

自分を包むエネルギーや、自分の「気配」も、この満月の満開の桜の香りのように…柔らかく優しく、天女の羽衣のようなヴェールでありたいですね:)

満月の日にしか起こらない魔法。
宇宙の真理と共鳴しあっている植物たち。

1年に1度、それも桜の開花状況と月の暦によってはタイミングが合わない年もあると思うと…
みなさまも、お近くの満開の桜の魔法を感じに、満月の日は意識されてはいかがでしょうか:)

Anju