祈り

永遠を伝える -天武天皇例祭ご案内-

ボーダーレス, 祈り, 祭禮, 行事, 想い, 聖地, 神仏

<<天武天皇御神徳報賽神事 ご案内>>

“特別な事をするために特別な事をするのではない。特別な事をするために普通通りの当たり前の事をする” by イチロー選手

当山において、最も重要な祭の1つである天武天皇例祭、そして天武天皇御神像ご開帳が近づいてまいりました。

お祭りは「たてまつる」ことであり、神仏のためにさせて頂く、感謝で始まり感謝で終わる儀式です。

お祭りが執り行われるのは「その日 1日」ですが、その日だけが特別で全てではありません。

日々の祈りの積み重ね、日々の実践の繰り返し。
神仏と深める信頼関係。
実践が信念となり信仰へと繋がります。

天武天皇が定められた「遷宮」制度。

「20年に1度」ではなく「20年かけて」行う壮大で厳かなお祭りには、天皇 神職をはじめ、想像を超える大勢の方達 職人の方達…日本全体が関わっています。
毎日の、人々の祈りと想い、そしてご奉仕の積み重ねがあるからこその「祭」。

1300年前から変わらない、そしてこれからも永遠に変わることのない「祭」。

祈り 心構え 祭式 作法 伝統 神話 日本人の心…変わらない本質と本筋を正しく継いでいき、途絶えさせないために「同じことを繰り返す意味」「更新の文化」を天武天皇は未来(現在)に繋げられました。

その天武天皇の祈りと想い、そして「夢」は、天武天皇によって建立された櫻本坊にも静かに、そして力強く息づいています。

こうして毎年、お祭りの日を迎えれることへの感謝と、これからも永遠に続いていってほしいと願う道を守るために、慎みて怠ることなく、特別でない毎日の「特別な瞬間」の連続を大切にし、祈りを重ねていきたい…!そう願ってなりません

Anju

<<天武天皇御神徳報賽神事>>

11月11日(日) 13:00 於 本堂

*玉串拝礼がございますので、ご参列の方は平服でお越し下さい。
(カジュアルすぎる軽装はご遠慮頂き、神前拝礼に不敬にならない服装)

11月10日(土)〜19日(月) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳 (於 本堂)

*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

尚、11/3〜25まで 土日祝に限り、近鉄吉野駅から中千本公園(櫻本坊駐車場 真横のバス停)間、奈良交通のバスが運行しております。バス降車後、朱色の門 階段を上られると境内に入って頂けます。

かけまくもかしこき -天武天皇例祭ご案内-

祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 聖地, 神仏, ことば

当山において、最も重要な祭の1つである天武天皇例祭。櫻本坊に奉職する神職によって謹んでご奉仕されます。
<言葉に出すことさえも恐れ多い…天照大御神 天武天皇へと届けられる祝詞 -良い言霊のたくさん入った祝詞を唱えます->

天武天皇は「倭国」から「日本」へ、「大王」から「天皇」へと改め、現代に息づく日出ずる国の原形を固められました。そして、伊勢神宮の遷宮制度・神職階位を定められ、古事記・日本書紀の編纂を命じられたのは、日本という国の神々しい神話を正しく後世に伝え、「日本人」の本筋を未来栄光滅ばさせないためでした。

おそらく多くの方が疑問に思われる「なぜ、お寺に僧侶 神職が共に奉職し、法要 祭祀が共に行われているの?」
…「道」と「教え」は共にあるからです。
<お力のこもった神聖な御神酒の盃戴>

国の永遠の平安と繁栄を願い、天武天皇は神道 仏教ともに精通され、国を治める確たる軸とされました。
壬申の乱を勝利へと導いた「夢のお告げ」によって当山を建立された、万葉の御代の天皇。

神仏習合のシンボルともいえるお姿の御神前で、日本の平和と幸福を祈る祝詞 そして皆様の祈り想いは、天武天皇が櫻本坊に繋げて下さった光の柱を通じて、天照大御神へと届けられます。

「永遠性」の神髄(真髄) 神威(真意)を、感じて頂くことが、この大祭へ込める想いの1つであります。

Anju

<<天武天皇御神徳報賽神事>>
11月11日(日) 13:00 於 本堂
*玉串拝礼がございますので、ご参列の方は平服でお越し下さい。
(カジュアルすぎる軽装はご遠慮頂き、神前拝礼に不敬にならない服装)

11月10日(土)〜19日(月) 8:30〜16:30
天武天皇ご神像 特別ご開帳 (於 本堂)
*宝聚堂も同時に開扉しております。天武天皇御神霊 地蔵菩薩(重文)等 拝観して頂けます。但し、天武天皇お念持仏 釈迦如来坐像(重文・初代本尊)は4月のみのご開帳です。

尚、11/3〜25まで 土日祝に限り、近鉄吉野駅から中千本公園(櫻本坊駐車場 真横のバス停)間、奈良交通のバスが運行しております。バス降車後、朱色の門 階段を上られると境内に入って頂けます。

重みと厚み -護摩木-

ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 祭禮, 行事, 想い, 神仏, 修行

護摩木とは…
<護摩木>

月例「お護摩の日」「書禅会」
今月は27(土)です。 *下記参照↓

護摩を焚く時、護摩木を炎の中に投入します。この護摩木には、願主の願い 祈りがこめられています。
<大護摩供で投入された護摩木 祈りは炎と煙、そして祈りの言霊にのって天高く届けられる>

お預かりした護摩木は、お1人お1人の命の重み 人生の厚み…と真摯に受け取り その意識に焦点を合わせます。

そしてその護摩木に書かれた祈り事を、心読・ 黙読 もしくは読み上げ、祈りが神仏に届けられるように「祈る」のが護摩を焚く者の務め。
<護摩中の作法全てに意味があります>

吉野聖天大祭の大護摩など、多くの護摩木をお預かりする際は、前日から、1本1本 全ての護摩木を読み上げ、当日に炎へ投入します。

単純に炎の中に「投げ入れて」いるのでは決してありません。
<他者の祈りを「祈る」祈り構え/命の重み 人生の厚みを尊ぶ祈り構え>

目に見える形・目に見えない所で、何気なく目にし、何気なくしているように見える作法1つ1つ全てに、そしてお経 祝詞 賛美歌 装束 法具 数珠 笏 扇 ロザリオ…全てに重みがあり、意味があり、心構えと祈り構えがあります。

神仏・ 中取持 ・祈願者
三者一体の真心でこそ光の柱は太くなり願いは現実となる…
それはまさに、光の柱を天に向け飛び立つ 手塚治虫の火の鳥のように…

Anju
<神仏は全て見ている>

日程: 10月27日(土)

場所: 櫻本坊

時間: 10:00〜 受付 (お護摩の日参加者)
11:00〜 ご祈祷護摩法要
13:00〜受付(書禅会参加者)
14:00〜16:00頃 書禅会

書禅参加費: お1人 2,500円
お子様も大歓迎です!

*同日11:00〜のお護摩に参加され、引き続き午後の書禅会へご参加ご希望の方は、昼食はご自身でご準備下さい。

*書道具はこちらでご用意しておりますが、お道具をお持ちの方はご持参ください。