祈り

ポラリスを心に。ペガサスとなって。

ことのは つづり, 祈り, 季節, 行事, 神仏

At the time of the darkest night, there’s one thing that will never ever leave us; the Pole Star, the Prayer. We all are the Pegasus running through the night like a shooting star with the Polaris ahead, holding a prayer…🙂


雪の音が耳に心地良い日々です。
もうすぐ節分。節目。旧正月。そして立春。

生まれ星を祀る節分という日は、災いを転じて福と成す「好転」の日。

大難を小難にするも、小難を大難にするも、受け取り方そして考え方次第。

肯定的に考え祈る気持ちが、今日明日…この1年を幸せにしていく。

自分を幸せに、湧き出る温泉のように、周りを人をも幸せにしていける力は、全ての人に備わる最強の祈りです

ポラリス(北極星)のような、揺るぎない祈りの力は、全ての人の心にキラめいている。その煌めきを失わず、ペガサスの如く、それぞれが信じる道を駆け抜けていく1年でありますよう、お祈り致します。

Anju

「感謝」と「始」

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今年も多くの方に支えて頂き、櫻本坊は更に前進することが出来ました。
ご参拝の方の、幸せいっぱいな笑顔を沢山見せて頂き、私達も幸せをより感じる1年でした

言葉でなかなか伝えきれない、感謝の気持ちと、当山の軸にある想い。

感謝は「言葉で射て、感動する」と書くように、空気を読んで、で終わるのでなく、ありがとうの気持ちは素直に真っ直ぐ、言葉に出して相手に伝えていく。想い、は言葉にのせて発信していく。

「始」という漢字は、新しいスタートというイメージが強いですが、「もと」「起こり」「起源」「戻る」という意味もあります。

「祈る心構え」「心の向けどころ」の原点にかえるため「始」に「戻り、始める」「始まり、戻る」この数年。

全てが、前に進むための「始」への「戻り」。

来年も、点が線に繋がる日々になるよう、感謝 初心の気持ちを忘れず、真心こめて進んでいきますそして、更に多くの方の笑顔が溢れる空間でありますように

Anju

天武天皇の想いを刻む

祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 神仏

伊勢神宮ともご縁が深く、神宮の式年遷宮の創始者であられること。

神職階位を定められたこと。

孫である長屋王が、唐の僧に送った1000枚の袈裟に書かれた詩「地域や国が異なっても、風月の営みは同じ空の下で繋がっている」は、鑑真に来日を決意させるきっかけになったということ。(朝日新聞)

お妃である持統天皇は、藤原京造営を引き継がれたこと。天皇として初めて火葬にふされ、天武天皇同様、僧侶の参列が非常に多かったこと。

天武天皇の想いや志が、次の誰かに必ず
引き継がれ継承されてきたように、世の平安を祈り人の為を願う強い想いは、世界を変えて行く力となります。

天武天皇ご神像ご開帳、本日無事結願を迎えることが出来ました。

祭礼が始まった瞬間、太陽の光が雲間から顔を出しました。

1人1人が持つ、天照らす光と想いが、力になる時を信じて。

天武天皇に想いをはせて下さった皆さま、ありがとうございます。

Anju