季節

本当に、人が死ぬときは、いつだと思いますか?

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先週に続き本日14日も、兵庫県 甲南大学にて 「死生学 〜日本の死生観〜」の講義をさせて頂きました。
今週は、もっと身近な「愛する人の死」とどう向き合い、どう「生と死」を捉えていくか-

本当に、人が死ぬときは、いつだと思いますか?
本当に、人を救うのは、誰だと思いますか?

人は多くを人から学びます。

愛も別れも、喜びも苦しみも。思いやりも憎しみも、生きる意味も死ぬ覚悟も。そしてそれはすべて「生きていてこそ」、実現・体験できることばかりです。

人が真に死ぬときは、いつだと思いますか?

本当の死とは、誰もその人のことを思い出さなくなるときです。話題にしなくなり、人の記憶から消えてしまうときです。

肉体は側にいなくても、心の中で一緒に生きているあの人のことを、いっぱい想うこと。話しかけ続けること。思い出を語り継いでいくこと。遺してくれた言葉や想いを、誰かに伝えていくこと。

自分が見ている目の前の風景を、あの人も一緒に見てくれている、そう信じること。

そこに幸せと感謝を感じることができれば、愛する人の死を経験し、悲しみや後悔を消すことはできなくても、今を肯定的に生きる選択は可能です。

人を真に救うのは、誰だと思いますか?

人を救うのも、それもまた、人の力と、人の言葉と、人の想い…人です。

皆さんが今日この時間の中で選択する行動が、発する言葉が、語り継ぐ思い出が、誰かに「ああ、今日まで、今日も、生きていてよかった」と思ってもらえることができれば…この世界はもっと優しい場所になる。

そんな願いを込めながら…毎年、学生さん達の真摯な眼差しと向き合えることに、感謝で一杯です。

Anju

花の清めの力

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柊(ヒイラギ)の花の香りを、どう表現すればいいのか、毎年悩みます。
トゲトゲした魔除けの葉からは想像もつかない、優美な香りを放っています。ジャスミンのようで、銀木犀のようで、そうでない。

1年を通して、様々な植物のおかげで、境内は常に清められています。

落ち葉にしかない美しさ

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落ち葉にしかない美しさがある

人は、咲いている花や、色の美しい葉に心惹かれます。

そして、色褪せた花びらや、枯れていく葉の生命の輝きを見ようとしません。
私たち人間の足や車に踏まれ、変色していく落ち葉の中にも、自然の底計り知れない優しさと、温かさがある。

その葉っぱの下の土中で、冬を越すために準備する種や虫たちの、尊い生命の営みがある。