ことのは つづり

この命を生きる -花まつり-

ことのは つづり, 祈り, 季節, 行事, 想い, 祈りと医学, 植物&食物, 神仏

“every single person as well as every single life is precious and has to be respected”

Upcoming 8th April -Buddha’s bday- is the “reminder” day where we all take some moments to face our life, and our beloved ones’ life, celebrating and appreciating each person’s life.

Everyday is somebody’s birthday:D

http://sakuramotobou.or.jp/event/2017/20170408.html

4月8日は、お釈迦様の誕生日をお祝いする-花まつり-と同時に、私たち1人1人の命を祝福する日です。

「天上天下唯我独尊」

全ての命がかけがえなくて、全ての人の人生が尊い。
この命を命がけで生きてきた 生きている 生きていくことの愛おしさを再確認する。

毎日が、誰かの誕生日で、毎日が、誰かの命日でもあります。
誰かにとって何でもない日が、違う誰かにとって特別だったりする。

何でもない毎日全てが、命の日。
不思議の国のアリスの中でも、何でもない日を祝う歌がありますね^^

今日も明日も全ての日々が命を祝福する日。
全ての人が歩いた足跡に、それぞれ時期は違えど、必ず優しい花が咲き、きっと誰かの命の道標となっていく。

だから「見てくれてる?今日も生きてるよ。まだまだこれから!」って、お釈迦様が天と大地を指差すように、私たちも空を見上げ、大地を踏みしめ、そう呟く。

8日、自分の命と、共に生きる愛する人の命へ意識を向け、命を考え、生きることの誓いを新たにたてる日にしてみては如何でしょうか。

Anju

4月8日 13:00 花まつり
ご参拝の方に甘茶が振る舞われます
謹んでご案内申し上げます

「わたしならTRIP」さんにて、吉野山のモデルウォーキングコースに当山を紹介して頂きました。
この春、ぜひ参考にお越し下さい

http://nara.jr-central.co.jp/watashinara/article/0005/

リーフレットリニューアル

ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 季節, 想い, 神仏

Our original leaflet handing to pilgrims is updated. “Origin” has to be respected and appreciated in order to realise the ground we stand at.

4月より、ご参拝の方にお渡しするリーフレットがリニューアル致しました。

ご参拝される皆さま方が、自分の優しさと強さに気づいて頂き、もっと身近に神仏のあたたかさを感じて頂きたい、「真心」と「光」が満ちる空間を一緒に築いていきたい。そのような、我々の想いや願いを込めました。

こちらのリーフレットを作成するにあたり、櫻本坊という存在を、客観的に見る機会と、私たちの意識というものも育てられたように感じます。

デザイナー・安達えみさんは、そういった私たちの想いを理解して下さり、素敵にまとめて下さいました。
ありがとうございます

Anju

3.11 -同じ空の下で-

ことのは つづり, 祈り, 想い, ことば

14:46 11/03/2011
“When the stars appear and you go to sleep, there’s somebody praying under the same sky that you can still be smiling tomorrow.
I’m praying for you from far far away..we all are under the same sky”
-Under the same sky by Ayaka
(みんな空の下 -絢香)

宮城県石巻市から届いた護摩木

現地の木を使い手作りされた護摩木に、深い祈りと願いを込めて、当山に送られてきました

震災後、復興を願う大護摩供を、宮城県石巻市と蔵王町で焚かせて頂いています
その護摩木を、3月11日、今年はこちら当山にて焚かせて頂きます

人は痛みを忘れていってしまう生き物だけれど、その痛みをあえて忘れず、生きていく全ての原動力とする人達がいる
悲しみからスタートする未来への夢や、愛する人の死が繋げてくれる生きる力が存在する

あまりにも理不尽で矛盾で不公平だと、感じずにはいられない現実も多く起こるなか
「祈ったって何の意味もない」
そう心が崩れていきそうになる時も、正直あります

でもそれでも、愛する人の無事を願う気持ちと、この世界が平和であってほしいという想いは、皆一緒だと思います

今日明日で変わることはないかもしれない
でも1年後・3年後・5年後・7年後・10年後…全ての点が線に繋がる日が来ると信じて…
護摩木1本1本に込められた、その願いと想いが…祈りが…届きますように

未来は空っぽじゃないよ、と同じ空の下で生きるあなたに、この願いと想いが…祈りが…届きますように

Anju