シンポジウム

「蔵王古道復活10周年記念講演会」開催のお知らせ

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長年あたたかいご縁で結ばれております、宮城県蔵王町「蔵王古道の会」さま主催の『蔵王古道復活10周年記念講演会』が明日開催されます✨

詳細↓
「蔵王古道の会 お知らせ」で検索
https://zaokodo.com/?p=5750

蔵王は、役行者に仏法を教えた、伯父 願行(がんぎょう)上人ゆかりの峰でもあります。

「そこに想いがあった。人が歩みを紡いだ。道ができた。祈りが結ばれた。」

何事も、「復興」するための忍耐力と持続力は、凄まじいエネルギーが必要です。

でもそこに、人々の強い想いと真心がある限り、念ずれば「絶対」花開くトビラがある。

これからも、蔵王古道の会の皆様と共に、役行者の「心」を受け継いでいくことの大きな意義を、更に感じています✨

蔵王古道の会 公式HP↓
https://zaokodo.com/?page_id=1870

その命に伝えたいこと

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その命に伝えたいこと

年々「死生観」をお伝えする機会が増えるなかで、特に若い方・学生の皆さまから多い質問のひとつに、

「今を生きなさい、って、どう生きることが正解ですか?」

があります。

どのような質問に対しても、私たちは「正解」は持っていません。そして何かしらの「正解」を教える…そのような意識は、初めから持っていません。

しかし、自身の経験と言葉で、想いを…誠心誠意お伝えすることに、100%心を注いでいます。
目の前に、大切な人が横たわっていて、その命の時間が迫っていると知ったとき。決して変えることができない事実に直面したとき。

その手を握りしめ、最後に何を伝えますか?
1番伝えたい言葉は、なんだと思いますか?

実際、元気で生きている間は、「いつか言える」「あえて今言わなくても」「また後で」と見過ごしがちな沢山の言葉。

いざ、大切な人の死を目の前にした時、言いたいことは山ほどあって、それを伝えきれない後悔や、なんでなんで…と悔やむ気持ちが出てきます。それは、逆の立場でも起こりえることです。

…その状況を考えた時、今をどう生きるか、が見えてくるように思うのです。

いずれ、みな死ぬ定めを生きています。
自分の死も、決して他人事ではありません。

だからこそ、毎日の何気ないすべての瞬間に、できることがあります。

「おはよう」「おやすみ」「行ってらっしゃい」「行ってきます」「ただいま」「おかえり」

返ってくる返事、誰かから向けられる 誰かに向ける「言葉」こそが「祈り」。

なんの特別じゃない日々の当たり前にある、たかが一言、されど一言。

その言葉を言った言わないが、一生を左右することがある。

そして、どんなことがあったとしても…自分にも相手にも…最後に伝えたい言葉、伝えてもらえる言葉が、ただ一言「ありがとう」でしかない、という真実に近づくことが…今をどう生きるかに全て繋がるように、思うのです。

Anju
中が見えて、初めて分かること。
人にも物にも何にでも、側面だけでは分からない物語がある。
自身が経験しないと、実際にその物語を生きないと、外野から批判や非難すべきでないことの多さ。

風習と伝統のちがい

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風習と伝統のちがい

「変化が強く求められています。そして今がアクションを起こす時です。ここにくるまで、長年情熱を注いできました。そしてこれからも、大きく変わるには長い時間がかかることでしょう。その場しのぎの解決策ではなく、根本からの変革が必要なのですから。」

幼児期の発達に関する新たなプロジェクト、に関する会合で、イギリス王室 キャサリン妃が発言されたスピーチの抜粋文。

プロジェクト内容は違えど、この言葉に込められる想いは、全世界共通であると響きました。

“Big Change Starts Small” とスローガンが掲げられているように、どんな大きな時代の変化も、始めは小さな小さな変化の積み重ね…たった少人数から始まった夢が、徐々に人の心を動かしてきた結果であるだけ。

人の心を真に動かせるのは、それもまた心でしかありません。

今日明日、急に変わらないことも多いけれど、1年で変わることは沢山ある。

長年の「習慣」「癖」「こうあるべき」が染み付いてしまうと尚更、変化することへの拒絶や困難が伴うのは当然ですが…「風習」と「伝統」は違います。

本来、型と基盤があるうえで、柔軟で自由な伸びしろがあるのが「伝統」-

櫻本坊も、引き続き自信を持って突き進んでいこう!と勇気をもらいました

Anju
……(原文)
“Change really needs to happen, and the time for action is now. I am committed to this for the long term, it is going to take a long time, and it’s not a quick fix.”
-Catherine, Duchess of Cambridge