シンポジウム

櫻本坊から皆さまへお願い〜クラウドファンディングに挑戦します〜

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櫻本坊から皆さまへお願い 〜クラウドファンディングに挑戦します〜

櫻本坊では、今年で創建1350年を迎えました。この記念すべき1年の特別事業として、今秋より大講堂(大広間)の本格的な修繕にかかることになりました。

大講堂は長年、皆さまに、奥駈 大峯山入峯修行に挑む行者の合宿・伝授会や会議・法要控室・直会・お寺で癒よう(各種修行)体験に親しまれてきました。

しかし、6年前より雨漏りが発生、年々その範囲は広がり、特に今夏8月の台風以後は、日々の通り雨・夕立であっても柱・障子・畳が濡れるほどの被害となっています。

屋根の大規模な即急な修理が必要ですが、建物の規模と配置状況により、かなりの金額がかかります。そのため、当寺院としては初めて、より幅広く皆さまからご支援を集めるため、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

皆さまには、様々な形での、度重なるお願いとなり心苦しいかぎりですが、共にこのお堂を永く親しんで頂きたいという想いを力に、何卒お力添えをお願い申し上げます。

*現在急ピッチで、READYFOR様とクラウドファンディング広報ページの準備・作成中です。10月1日以降、随時ご案内してまいりますので、何卒ご周知のほど宜しくお願い申し上げます。

○9/26 大講堂に足場組立開始
大講堂を目的にご参拝の皆様には、しばらくの間ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解ご協力をお願い致します。

○9/22 通常の雨でも雨漏りする大講堂内・周囲廊下の様子

「蔵王古道復活10周年記念講演会」開催のお知らせ

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長年あたたかいご縁で結ばれております、宮城県蔵王町「蔵王古道の会」さま主催の『蔵王古道復活10周年記念講演会』が明日開催されます✨

詳細↓
「蔵王古道の会 お知らせ」で検索
https://zaokodo.com/?p=5750

蔵王は、役行者に仏法を教えた、伯父 願行(がんぎょう)上人ゆかりの峰でもあります。

「そこに想いがあった。人が歩みを紡いだ。道ができた。祈りが結ばれた。」

何事も、「復興」するための忍耐力と持続力は、凄まじいエネルギーが必要です。

でもそこに、人々の強い想いと真心がある限り、念ずれば「絶対」花開くトビラがある。

これからも、蔵王古道の会の皆様と共に、役行者の「心」を受け継いでいくことの大きな意義を、更に感じています✨

蔵王古道の会 公式HP↓
https://zaokodo.com/?page_id=1870

その命に伝えたいこと

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その命に伝えたいこと

年々「死生観」をお伝えする機会が増えるなかで、特に若い方・学生の皆さまから多い質問のひとつに、

「今を生きなさい、って、どう生きることが正解ですか?」

があります。

どのような質問に対しても、私たちは「正解」は持っていません。そして何かしらの「正解」を教える…そのような意識は、初めから持っていません。

しかし、自身の経験と言葉で、想いを…誠心誠意お伝えすることに、100%心を注いでいます。
目の前に、大切な人が横たわっていて、その命の時間が迫っていると知ったとき。決して変えることができない事実に直面したとき。

その手を握りしめ、最後に何を伝えますか?
1番伝えたい言葉は、なんだと思いますか?

実際、元気で生きている間は、「いつか言える」「あえて今言わなくても」「また後で」と見過ごしがちな沢山の言葉。

いざ、大切な人の死を目の前にした時、言いたいことは山ほどあって、それを伝えきれない後悔や、なんでなんで…と悔やむ気持ちが出てきます。それは、逆の立場でも起こりえることです。

…その状況を考えた時、今をどう生きるか、が見えてくるように思うのです。

いずれ、みな死ぬ定めを生きています。
自分の死も、決して他人事ではありません。

だからこそ、毎日の何気ないすべての瞬間に、できることがあります。

「おはよう」「おやすみ」「行ってらっしゃい」「行ってきます」「ただいま」「おかえり」

返ってくる返事、誰かから向けられる 誰かに向ける「言葉」こそが「祈り」。

なんの特別じゃない日々の当たり前にある、たかが一言、されど一言。

その言葉を言った言わないが、一生を左右することがある。

そして、どんなことがあったとしても…自分にも相手にも…最後に伝えたい言葉、伝えてもらえる言葉が、ただ一言「ありがとう」でしかない、という真実に近づくことが…今をどう生きるかに全て繋がるように、思うのです。

Anju
中が見えて、初めて分かること。
人にも物にも何にでも、側面だけでは分からない物語がある。
自身が経験しないと、実際にその物語を生きないと、外野から批判や非難すべきでないことの多さ。