想い

お釈迦様から見れば 私たちの殆どが外国人

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「お釈迦様から見れば、私たちの殆どが外国人。」

15日(日)、本堂に於いて、お釈迦さまの入滅を偲び、そのご遺徳を讃える涅槃会法要を厳修いたしました。

お釈迦さまの目指された世界。
仏法の教えを広め始められてから、2500年という長い時間が経っています。

インドから中央アジア、中国を通じて、最東の日本に伝来してきた仏法の教え。

インドで生まれたオリジナルの在り方から、各国の哲学・文化・習慣・伝統・現地の多様な生き方や考え方を吸収し、膨らんだ瑞々しい果実のような世界観が、日本人の視野を広め、生きる上での指針のひとつとして発展してきた仏法の教え。

これほどまでに多様な感性を持つ民族は、世界でも類をみません。

分けるのではなく、うまく融合し取り入れる。

神仏にも、国籍があるとしたら?
そこを考えたこと、そもそも、そこを気にしたことも、あまりないかと思います。

日々の勤行、身近な般若心経が、外国から渡ってきた偉大な教えであるとあらためて知って、では心の向け方の何が変わるかを、想像する機会もないかと思います。

人間同士も、本来そうであるように、お互い同じ生身の人間。

自分たちも、海外に行けば、外国人となる。
みんな、同じ人間同士。

お釈迦さまが目指された世界。
その世界に近づくことが困難であり続けるなかでも、人間とは何か、生きるって何なのか…根本にある、人が持つ優しさと絆を信じ続けることは、諦めたくないと日々思うことです。

『涅槃会図』は、本堂にて引き続き4月8日(花まつり大祭日)までお祀りしています。

世界の平和を願う時間を、吉野山で積極的に持っていただける時間となりますように。

夢から覚める日は近い

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当寺院の縁起である、 「天武天皇 夢見の桜」の蕾が、日に日にピンク色に染まり始めました🌸

吉野山で、最も早く咲く枝垂れ桜のひとつ🌸
春の陽気と、慌ただしさが、すぐそこに迫ってまいりました🌸

満ちているのに未知の日常

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高倉稲荷明神社の梅が、ふくよかな香りと共に咲きました✨

吉野山も各所で梅が満開で、歩いていると至る所で梅の香りが充満し、幸せな気持ちになります。

数年前まで、梅の生花の香りを知りませんでした。
人工的な梅の香りは知っていたのに、梅の花に実際に香りがあることすら、実は知りませんでした。

知らない時は意識しないからか、梅の香りが漂っていたにも関わらず、何も気づかずに過ごしていたと思うと…なんてもったいない!と、今となっては胸いっぱいに梅の香りを吸う時節✨

梅の香りは、極楽に漂う香りのひとつ、と教えて頂きました。

人間の心・意識とは面白いもので、そこに既に周りにあっても、知らなければ、気づかなければ、「存在しない」存在として、見過ごしていくことの多さを痛感します。

満ちているのに、未知の日常。

「一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)」
この世の全ては、心が造り出す。
逆に思わないことは、存在しない。

日々、良いことがたくさんあっても、1%のネガティブな記憶や言葉・出来事の方が、ついつい気になって残ってしまう、私たち人間。

大切なもの・ひと・経験・祈り、目に見えていても見えていなくても、そこを見過ごすことはないように。

今日も自然が教えてくれる、人間として生きるうえで大切な教えの数々✨