週末は、行者講帰山が重なる、夏の修行シーズン
一心: 各々の想いを神仏へ届けるために、心をひとつに、言霊を唱える。
その想いは、誰かのためであり、自らとの約束のためであり、次に
自然が教えてくれる、人間として大切なこと。
縁の下の力持ち
あるのは答えではなく「提案」
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あるのは答えではなく「提案」ー
吉野山から大峯山頂に向けての道には、代表的な4つの門(*)が
3つ目の門、「等覚門(とうかくもん)」-

発心門で、自らの意志で、善い行いを積み重ねていくための努力を
悟りとは、決してゴールではなく、目的地でもなく…人間の本来の
自らの、存在・行動・態度・考え・言葉…それらの真理が見え始め
つまり、どんどんどんどん、「謙虚さ」の重みと尊さが、自然とす
たった一人で、修行はできません。
修行を、させてもらえることの有り難さ、を深める。
いかに多くの方の理解と協力と、自然の偉大な恵みが、自身の生命
実るほど頭を垂れる稲穂のようになるのか、空虚な裸の王様を謳歌
なにを求め、なにを求められているか、その判断が明暗を分けてい
それぞれの門の存在が問いかける、その問いに、どう答えていきま
……
4つの門(*):
吉野山入山の折の「発心門(善いことを求める心を自分で起こして
(写真: 櫻本坊行者撮影 2022.06.20)
語られないことほど、語られていく
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語られないことほど、語られていくー
表に出る部分・言葉で語られること、がすべてではありません。
表に出ない部分、目に見えない所・人の目に触れない時間にこそ、
櫻本坊では、形や型・作法の法灯継承に努めると同時に、もしくは
当たり前のことほど、人は忘れ、見くびり、ないがしろにしてしま
心、は見えないから、どう伝えれることができるのか、常に考えさ
写真は、境内作務ご奉仕の様子
暑い中ありがとうございます