得度受戒会での精進薬膳料理ー
生きる力を与え、思考・人相・性格・生き方を左右する、薬となる食の大切さ。
自然の生命を頂くことへの感謝。
そして、目の前の食事を頂くまでの、多くの方の手間と、真心に感謝する心を、忘れないように。
*修行者の心身の健康と浄化を願い、化学調味料や動物性食品は一切使わず、オーガニック野菜使用・調味料は無添加、手作りで整えております。
イヒカ塾ご案内✨
心の教育・自ら「考える力」を磨いていくことを目的に開催しております「イヒカ塾」ー
開催日時: 5月18日(土) 13時〜15時
テーマ:「修行の意義を考える」(仏教の原点3)
講師: ザイレ 法雲
数多く伝えられるお釈迦さまの説法の、最も始まりの原点に、まさに「修行」の本来の意味が説かれています。
場所・マテリアル・手段(方法論)を目の前に提供され、日常生活と社会から切り離して設けられる、形のある修行があります。
そして、日常社会生活・人の間で、一刻一刻、真面目に想い、正しく物事を捉える努力をし、現実を懸命に生きる、形のない修行があります。
どちらも、かけがえなく尊い行いですが、形のないものを実現することの難しさを、日々実感します。
言い換えれば、始まりも果てもないのが、修行。
本当の修行の意味を、あらためて意識する時、では「何」を「修行」とし、行っていくか。
人生や修行の在り方に、新たな意味を見出せるヒントに迫っていきたいと思います。
お申し込み・詳細はこちら
https://sakuramotobou.or.jp/event/2024/2024ihika.html
今週末は、得度受戒会が執り行われていました。
手を伸ばせば届く「尊い教え」は、日常生活から切り離した、もしくは、かけ離れたものではなく、目の前の日常生活・社会生活・人生そのものが全て鏡となります。
「修行」「修行じゃない」ではなく、生き方なんだ、ということに、今一度気づく。
なんらかのゴールに至る手段でもなく、何回やって結果がでる、ものでもなく…「尊い教え」を知識で完結せず、知恵として実現していくための、生き方の糧とする。
この心構えと選択の積み重ねが、日常の尊い「祈り」であり、人への「思いやり」と結ばれていくと信じています。
……
心新たに生まれ変わり、神仏へ、十の約束(十善戒)を守る誓いをたてる、大変重く荘厳な儀式「得度」。
神仏の「道 」と「教え」に出会い、その世界へと「渡り」歩ませて頂く「機会を得る」、そして人の模範となる心構えと言動への心がけを誓うことが「得度」。