Posts published on 10月 2022

吉野山 交通規制のお知らせ

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 祈りと医学, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, ことば

吉野山 交通規制のお知らせ
秋の紅葉シーズン(11/1〜30)に伴い、吉野山では以下の交通規制となっております↓

吉野山観光協会HP
http://www.yoshinoyama-sakura.jp/

★★11/1~11/30の間は、ロープウェイ・奥千本行き路線バスを毎日運行★★吉野大峯ケーブル

★★吉野山観光駐車場は11/1~11/30の間は有料となります★★
乗用車 1,000円・バス 3,000円・バイク 500円

★★平日 10時~16時、 土・日・祝 9時~16時
下り 一方通行(勝手神社前 ~ 吉野山観光駐車場(下千本駐車場))の規制があります★★

★★紅葉ライトアップ 11/1から11/30 16:30~21:30★★
(下千本公園・銅の鳥居・南朝妙法殿・蔵王堂二天門跡・吉水神社参道・大塔の宮)

なお、櫻本坊へお車でご来山の方は、吉野駅を右手に通り過ぎ、観光車道〜小さなトンネル〜右折すぐ左手に参拝者専用駐車場があります。

*朱色の門・のぼり旗がたっている側です。隣の公衆トイレ側の駐車はご遠慮ください。

*関係者 ご参拝の方以外の、無断駐車 ならびに 長時間駐車はご遠慮ください。

言ってることよりも、やってることが伝われば

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 祈りと医学, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, お守り, 修行, ことば

神事法要の日だけでなく、表に出ない日常で、日々絶えることなく捧げられる「祈り」「真心」の積み重ね。

来たる11月13日(日)に斎行させて頂く、天武天皇例大祭 -御神徳報賽神事- へ向けて、日々準備が着々と進められております✨

御幣を作るに必要な「型を測る」「切る」「折る」「むすぶ」作務の楽しさ✨
何でも機械で簡単に大量生産ができる時代に、あえて、時間をかけ、自分達の手で作業することの意味。

神仏に届くのは、真心しかありません。
そして、どれだけ大変な作業であっても、その先に繋がる、結縁者皆さまの更なる道開きと、幸せからこぼれる笑顔のため。

プロセスの大切さ、最終目標の尊さ。
そこに携わらせて頂ける、有難さと感謝、やりがいと誇り…喜び。

大事なことほど、理屈や理由はない。
ただ、やる/する/向かう、それだけ。
“大事なことは、たいていが面倒なこと”
宮崎駿監督の言葉を、日々噛み締めます。

今年来年は、櫻本坊にとっても、非常に重要な節目の年ー

御扉の向こうで、天武天皇も、同じようにご開扉をお待ち下さっているような…ピンと張り詰めた空気が、本堂に満ちています。

……
○12日(土)〜20日(日) 天武天皇ご神像特別ご開帳
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/20221113.html

内拝受付時間: 8:30〜16:00
内拝料: 800円

1年でこの期間のみ、天武天皇ご神像のご開扉を致しております。

○ 13日(日) 13時 天武天皇例大祭
ならびに 壬申の乱1350年記念『地歌舞 神楽初』奉納 ー山村若女氏(山村流 上方舞 舞踊家)
https://sakuramotobou.or.jp/event/2022/20221113.html

どなたでもご参列頂けますが、玉串拝礼がございますので、神前拝礼に不敬にならない服装でお越しください。

….
朝から宙に舞っている、情熱の鳥のような雲✨
誰もが、自分の「正義と常識」を持って生きています。

その正義や常識は、必ずしも、全員の理解を得れる選択ではないかもしれません。

そして、全員の承諾を得れる決断が、必ずしも正しいわけでもありません。

“What is right is not always popular and what is popular is not always right.”
ー正しいことは必ずしも一般的ではない、一般的なことは必ずしも正しいとは限らない。 (アルベルト・アインシュタイン)

言ってることよりも、やってることが伝われば、理想ですね✨

爽やかで素晴らしい週末となりますよう、お祈り申し上げます✨

「雑な用」とは

悠然, ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 行事, 想い, 祈りと医学, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, 修行, 大峰山, ことば

「雑な用」とは
国内外問わず、櫻本坊で様々な形でご縁を結ばれ、共にこの祈りの道をあゆみ、精進されている皆様に、「無言の行」としての「作務」の大切さをいつもお伝えしています。

修行、そして日常を生きる中で、最も尊い行のひとつは「清める」ということを、当山で過ごす中で心から感じ取り率先して実践される姿は、大変有難いことです。

シェフになりたい人が、いきなり厨房に立ち料理を提供することはできません。
キッチンの掃除をせずして、食材や器具の洗い方や取り扱い方を知らずして、シェフにはなれません。
櫻本坊が大切にしている軸は、とにかく「基本の“き”」を繰り返しすり込んでいくこと。

どこであっても、自分が「行(ぎょう)」をさせて頂ける場所は、まず自分で清め準備し、片付け、そして次使う人のために調える。

そしてそこに、見返りや損得感情を入れないことの、大切さ。

この世に「雑用」はありません。
雑に扱われる仕事は、存在しません。

それがいかに面倒で大変でしんどくても、心を込めて、誰かのため、達成する先に繋がる未来のために懸命に取り組む作業は、すべてが尊いー

私たちは、肩書き 性別 国籍を取り払えば、結局は同じ「人間」であるということ。

自然の中での行、人目に触れる場での作法も大切です。
でも、舞台で何をしたか…それ以上に、普段「どう」生きているか、表にでない地味な根っこの部分にこそ心を修める。

「まことの心から生じる言動」「後ろ姿」の神髄を体験して頂けるこの場を、磨き続けることの決意が更に深まる日々です✨

……
この時期は、落ち葉掃きが楽しい作務のひとつです✨

奥吉野の木漏れ日を浴びる、朝の清らかな時間ー

夕陽に明日への希望を想うー
本堂屋根の特等席には、今日も幸せの青い鳥がー
穏やかで素晴らしい時間で、明日も満たしていけますように