さい帯血バンク

その強さは人間にしかない

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本年も、境内 清水地蔵尊前 ・宝生地蔵尊前 ならびに地蔵堂に於いて、地蔵盆法要を厳修致しました。

全国各地より、心を向け想いを共にして下さった施主皆様、また暑さ厳しい中、ご出仕下さった行者皆様に、深く感謝申し上げます。

お供養をお申込下さる方々の世代交代や、新規でお申込み下さる方々との新しいご縁をじわじわと感じる近年。

お子様やお孫様の代に、お供養の意味や、手を合わせることの大切さが引き継がれていく様子を知ることができるのは、お寺としても大変有り難いかぎりです。

そして、ご先祖様や大切な故人へ想いを伝える形として、お地蔵様に安らぎや温かみを感じお参り下さる方々の背中に、誰もが喪失や悲しみと共に生き、希望を失わないことの精神力に気付かされます。

悲しみを悲しみのまま置いておかず、生きる力へと、そして次の誰かを生かすためにと、転換していく強さを持つ私たち人間同士の「縁」。

このように今に結ばれる、私たち一人一人の生命の祝縁に、重ね重ね感謝申し上げます。

いずれ自分事となる

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今月のイヒカ塾(8/9) 「地蔵 ~笑う大地の女神のお話〜」をご受講下さった皆さま、ありがとうございました✨

六道のなかでも、特に苦しい地獄で、人々を救おうとしてるお地蔵さまにも、きっと悩むことはある。

「慈悲」とは具体的にどういう気持ちのことをいって、どういった行いのことをさすのか。

「慈悲があるから、悩む」

悩む事も、慈悲なんだ。

他人はどうなってもいい。自分さえ良ければいい。
その思考・言動が生み出す結果は、自分も、誰も、幸せにできません。

人間、考えることをやめたとき、悩むことがなくなったとき、問い続ける姿勢を諦めたとき…この世の地獄とは、気付かぬうちに、そんな無明の中を生きることなのかもしれない。

考え悩み続ける。

他人事は、いずれ自分事となる「縁」の巡り合わせを、知る。

イヒカ塾では、日常で実践していける学びを、様々な観点から楽しくお伝えしています✨

次回も、皆さまのご受講を心よりお待ち申し上げます✨

<<次回 イヒカ塾日程>>
10/18(土)「烏枢沙摩明王 ~氣枯れと清めのお話~」
12/13(土)「天狗 ~山に降り立った流れ星のお話~」

あなたはいま、どう生きる?

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人は多くを人から学びます。

愛も別れも、喜びも苦しみも。
思いやりも憎しみも、生きる意味も死ぬ覚悟も。

そしてそれは全て、「生命」があってこそ実現・体験できることばかりです。

その生命が結ばれている源には、奇跡としか言いようがない「ご縁」の連続があります。

お盆や歴史の記憶を風化させない記念日を含め、身近にイノチを見つめる8月。

人が真に死ぬトキ-
本当の「死」とは、誰も思い出さなくなるトキです。
話題にしなくなり、そして記憶から消えてしまうトキです。

1番の供養は、肉体は側になくても、心の中で共に生きているあの人のことを、いっぱい想うこと。話しかけ続けること。いっぱい話題に出して、思い出を語り継いでいくこと。

常に私たちを、1番近くで、愛し寄り添ってくれている存在。

自分が今目の前で見ている世界を、あの人も一緒に見てくれている。

そこに幸せと感謝を感じることができれば、悲しみを消すことは出来なくても、今を前向きに生きる選択は可能です。

あの人が生きたかった、この世界。
その世界を生きる、あなたはいま、どう生きる?

「こんな生きにくい世界」もしそう思ってしまったとしても、現に生かされている、この世界で。

そんな風に、いつも問いかけられているようで、それに答えていける生き方をしたいと、特に想いが深まる8月。