さい帯血バンク

時間と選択を生きる

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生きるという選択

先週に続き、本日22日は非常勤講師として、兵庫県 甲南大学 「死生学 〜日本の死生観〜」の講義をさせて頂いております。
今週は、もっと身近な「家族の死」とどう向き合い、どう「生と死」を捉えていくか-

私たちは全員、いずれ100%死にます。
私たちが全員、いずれ必ず大切な人・家族の死と直面します。

人によって、タイミング・寿命が、違うだけ。
与えられている時間は皆同じで、その中で何を想い、何を選択し、どの言葉に出会い、どう行動していくのか、が違うだけ。

1番この講義でお伝えしたいのは
「選択肢は、常に目の前の時間の中にある」
ということ。

どのような状況に陥っても、真っ先に相手に「ありがとう」と伝えれる強さが、本物の優しさであるということ。

悲しみを消したり、後悔を克服することはできなくても、今を、肯定的に生きる選択はできる、ということを伝えたい。

あの人のため。自分を愛してくれる人たちのために、自分が愛する人たちのために。

皆さんが、今の時間の中で選択する想いが、誰かの今日という1日を笑顔にできる力となりますように。

そんな願いを込めながら…毎年、学生さん達の眼差しと向き合えることに、感謝で一杯です

Anju

「だいじょうぶ」を伝えたい

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「だいじょうぶ」を伝えたい

本日15日は、兵庫県 甲南大学にて、非常勤講師として「死生学」の講義 「日本の死生観」を、担当させて頂いております。

様々な分野の教授 研究者 博士の方々が、それぞれの観点から捉える「死生観」-
今までと違う、張り詰めた空気感が漂う大学内ですが、長期のオンライン授業を経て、対面授業になった学生さんたち。

その姿勢は、去年とは違うものです。

当たり前は、当たり前ではない–

身をもって、みんなが一緒に経験しているからこそ、今この瞬間を生きることの重み、一期一会の重み、学校に通える・学べる・夢を追えることの尊さ。本来すべてが「非日常」な中を、共に生きています。

自分の命を燃やしていくのは、誰でもない、自分自身。

この激動の世界で、生きていくことを受け身とせず、自発的に「生」に気付き真っ直ぐ歩んでいってほしいから。

そして、人生のさまざまな道に迷う時、そっと寄り添ってくれる言霊や場所が欲しい時…自然や社寺という環境が、いつもそこで用意されていることを、知ってもらいたいです

Anju

*極めて現実的で「実践的」である修験道の世界観から、「死」をメインにお伝えするのではなく、「生」を前向きに見つめ直して頂き、「明日からではなく、今から出来ること」を考えるきっかけになれば幸いです

講義は来週22日も続きます

その灯火を、どうする?

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夜明け前の静けさと暗闇の中で

自身を1本のキャンドルとしてイメージした時、その炎はどのような揺めきでしょうか?
大きさは?色は?形は?

そして、その明かりは、周りをどのように照らしているでしょうか
主のキャンドルの灯火は、他のキャンドルへ分けられていき(分燈)、その場がどんどん明るく照らされていきます。

分け与えても、主のキャンドルの炎は、決して弱まったり、消えません。
なのに、既に十分ある灯火の尊さに気づかず、もっともっとと、欲しがる私たち人間。

自分のものが減ると感じるから、独占欲にかられ、想い合う心が欠け、争いが起こる。

「人に与えても、減らない灯火」
自身の生命の燃やし方、1本のキャンドルとしての在り方(人生)を、イメージングしてみる。
キャンドルの炎を燃やし続ける燃料、その想いが、まずは絶えないように。
その灯火を分け合い、ともに照らし合う、互いの存在の有難さを忘れないように。

この世界を明るくしていけるのは、決して他人事ではない…私たち1人1人の良い想いです。

Anju

自燈明(じとうみょう): 自身が燈明の光となる