さい帯血バンク

いずれ自分事となる

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今月のイヒカ塾(8/9) 「地蔵 ~笑う大地の女神のお話〜」をご受講下さった皆さま、ありがとうございました✨

六道のなかでも、特に苦しい地獄で、人々を救おうとしてるお地蔵さまにも、きっと悩むことはある。

「慈悲」とは具体的にどういう気持ちのことをいって、どういった行いのことをさすのか。

「慈悲があるから、悩む」

悩む事も、慈悲なんだ。

他人はどうなってもいい。自分さえ良ければいい。
その思考・言動が生み出す結果は、自分も、誰も、幸せにできません。

人間、考えることをやめたとき、悩むことがなくなったとき、問い続ける姿勢を諦めたとき…この世の地獄とは、気付かぬうちに、そんな無明の中を生きることなのかもしれない。

考え悩み続ける。

他人事は、いずれ自分事となる「縁」の巡り合わせを、知る。

イヒカ塾では、日常で実践していける学びを、様々な観点から楽しくお伝えしています✨

次回も、皆さまのご受講を心よりお待ち申し上げます✨

<<次回 イヒカ塾日程>>
10/18(土)「烏枢沙摩明王 ~氣枯れと清めのお話~」
12/13(土)「天狗 ~山に降り立った流れ星のお話~」

あなたはいま、どう生きる?

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人は多くを人から学びます。

愛も別れも、喜びも苦しみも。
思いやりも憎しみも、生きる意味も死ぬ覚悟も。

そしてそれは全て、「生命」があってこそ実現・体験できることばかりです。

その生命が結ばれている源には、奇跡としか言いようがない「ご縁」の連続があります。

お盆や歴史の記憶を風化させない記念日を含め、身近にイノチを見つめる8月。

人が真に死ぬトキ-
本当の「死」とは、誰も思い出さなくなるトキです。
話題にしなくなり、そして記憶から消えてしまうトキです。

1番の供養は、肉体は側になくても、心の中で共に生きているあの人のことを、いっぱい想うこと。話しかけ続けること。いっぱい話題に出して、思い出を語り継いでいくこと。

常に私たちを、1番近くで、愛し寄り添ってくれている存在。

自分が今目の前で見ている世界を、あの人も一緒に見てくれている。

そこに幸せと感謝を感じることができれば、悲しみを消すことは出来なくても、今を前向きに生きる選択は可能です。

あの人が生きたかった、この世界。
その世界を生きる、あなたはいま、どう生きる?

「こんな生きにくい世界」もしそう思ってしまったとしても、現に生かされている、この世界で。

そんな風に、いつも問いかけられているようで、それに答えていける生き方をしたいと、特に想いが深まる8月。

人間の持つ未知なる強さ

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”Hey, look at the big picture. Time is running out.“

(真の視点を得るために、もっと人生の全体像を見てみて。時間は待っていてはくれないんだから。)

「自然と一体になる」という言葉をよく使いますが、そもそも自然と一体でありながら、自然から離れる選択をしてきたのは、私たち人間の方だという現実に、はっとさせられます。

人生の指針となり、リマインダーとして、数多くの教えと恵みを提供してくれる自然は、果たして不必要で不便な場所なのでしょうか。

吉野の奥千本で出会った、この白骨化した鹿の姿から、人間の弱さを痛感しました。

そして、必ず全員が「死」に向かう事実を知りながらも、懸命に意味を求め、同じ定めを持つ他者と縁を結び、「幸せ」や「感動(感情)」を積極的に得れるよう、生きる。

幸せという経験や、人とのご縁は、繋がれば繋がるほど、手放す時、離れていく時、別れの時の辛さは深まります。

形として残るものは僅かでも、記憶や感覚、言葉や想いは、必ず何処かで誰かのもとで受け継がれていく。

形なきものを糧に、生きる力を呼び起こせる、人間が持つ未知なる強さの根源にも、少し触れれたような気がしました。