今月の不動明王ご縁日(28日)護摩🔥
桜のシーズン突入の吉野山🌸
迎える側も、お越し下さる側も、皆が心身健康で笑顔で過ごせますように、願いをこめてー
修行
祈る姿は無防備
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神仏の前で静かに手を合わせる時、その姿と時間は、無防備になります。
手を合わせる時間は、その人にとって最も大切な人やものが、フィルターなしに頭に浮かびあがる時間であり、最も悩んでいる事に対して想いを巡らす時間であり、そして、最も人間らしい感情が湧き出る時間であるからです。
いつもより少し多めに泣けてきたり、笑ったり、怒ったり。
込み上げてくる様々な感情も、無防備だからこそ。
あの人に面と向かって言えなかった、「ありがとう」や「ごめんね」を言える時間。
怒りや苦しみを与えてくるあの人に、「なんで?」「どうして?」「もしかしたら、自分も似ている所があるのかな?」と問いかける時間。
自分の過去の反省や後悔に、「今だからこそ…」「これからは…」と新たな決意やケジメをつける時間。
いずれにせよ、祈る姿は、とことん正直で、素朴で、純粋で、無防備です。
大切な人やものを想う、祈る時間が与えてくれる強さは、人生の中の優先順位を明確にしてくれる。
自分にとって大事なものが分かっていて、大事にしたい(している)存在がいる…そこがブレなければ、前向きに生きる力は、間違いなく人生に添い続けてくれる。
「お寺を守る」ことは、建物や仏像、境内の維持管理が全てではありません。
安心して、自らの表も裏も曝け出し、大切な想いを率直にシェアできる…無防備になれる場所に集って下さる、ご縁ある皆様の貴重な時間と、そして心を守るのが、「お寺を守る」最も大切な勤めであると、日々実感いたします。
人生で行き止まり、息詰まった時、どうするか。
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今月のイヒカ塾(3/15) 「日本の神々〜道を開いていくためのお話〜」をご受講下さった皆さま、ありがとうございました✨
人生で、行き止まり、息詰まった時、どうするかー
入れて、押して、ダメなら、抜く、引く。
目の前に壁があって、闇雲に頭をぶつけ続けたところで、その必死さは視野を狭くさせます。
体に力が入り、筋肉がかたまり、心身ともに頑固になります。
一旦、諦めることも大事。
やけになって挑戦し続け、気づけば身も心もボロボロ。挑戦を続けることができない状態になるのは、本来の目的ではないはず。
一歩、壁から身を引いてみよう。
一旦、家に帰って、冷静になろう。
他の方法(道)がないか、遠くから確認してみよう。
諦めることは、時に、視野を明らかにする方法でもあります。
広く見れるようになれば、意外と、壁の目と鼻の先に、迂回路が見つかるかもしれません。
迂回路と言っても、決して楽で簡単な道ではないでしょう。でも大切なのは、「行けるか、行けないか。」「可能性があるか、ないか。」… そこの見極めと柔軟性に目を向けることではないでしょうか。
転禍笑福のユーモアを、失わない✨
イヒカ塾では、日常で実践していける学びを、様々な観点から楽しくお伝えしています✨
次回も、皆さまのご受講を心よりお待ち申し上げます✨
<<次回 イヒカ塾日程>>
5/17(土) 「役行者 ~祈る前に許すためのお話~」
8/9(土)「地蔵 ~笑う大地の女神のお話~」
10/18(土)「烏枢沙摩明王 ~氣枯れと清めのお話~」
12/13(土)「天狗 ~山に降り立った流れ星のお話~」
観桜期シーズン前の静けさに包まれる吉野山🌸
その静けさの中で、確実に目覚めの鼓動を響かせる、桜たち🌸
山肌(蕾)が、うっすらピンク色に染まっていく、この時期も大好きです。
写真は、上千本 瀧桜🌸