行事

自分軸とは

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自分軸とは

「自身の心が穏やかで調和であれば、渋谷のスクランブル交差点を歩きながらでも、瞑想はできる。場所や環境じゃないんだよ。全ては心しだい。」

2012年に来山くださった、インドのスワミー・ヨーガスワルーバーナンダ師の言葉が今も強烈に残っています。

禅・メディテーション・瞑想、様々な呼び方 方法 形がありますが、目的は共通しています。

自身の心の中を「内観(ないかん)」することに、全て繋がります。

明日ではなく「今」できる「今」しかない「今」を生きることに集中し、自分の生命を感じるための内観、それが瞑想。

瞑想の印象として「何も考えない」「何もしない」、ただ黙って静かにしていると「何か気づかせて貰える」…
受け身な行為と捉えられがちですが、実際は、五感を澄ますからこそ湧き出る本当の想い・感情・気持ち・思考があります。

その湧き出てくるものに、自発的に気づいていくことに、意味があります。そして、自身の人生で何を大切にし、誰を大切に想い、自分らしい生き方とは何か、その気づきを肯定的に捉えていきます

瞑想は、一般的に坐って行う形が知られていますが、立ちながら行う瞑想・お経や真言を唱えながら行う瞑想・歩きながら行う瞑想・光や音 香りを用いて行う瞑想、もっと身近でいうと、生活そのもの(掃除・料理・食事・挨拶・会話・仕事・学業)に至るまでがすべて瞑想です

自然と共生する私たち人間は、本来どう在るべきか、に気づくことで、社会・人間関係・人生において、人としていかに自他に思いやりと感謝を持って生きていけるか…日常生活へ活かしていく「心構え」へと結ぶ「修行」の一環。

櫻本坊では「止観瞑想」を体験して頂ける日を定期的に設けています。吉野山の豊かで厳しさののこる自然に身を置き、「今ある」時間に気付く。

今日という日を肯定的に捉えていけるように、日常のかけがえのない幸せに結ばれていくように…そっとご参拝の方の背中を押せる…そのような場でありたいと、日々願っております。

お寺で癒(い)よう秋期スケジュール↓
https://sakuramotobou.or.jp/event/2020/healing-in-temple2020fall.html

Anju

金毘羅大権現 祭礼

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金毘羅大権現 祭礼

毎年10月10日、当山境内 天武天皇 夢見の桜の側に御坐す、金毘羅大権現の祭礼が地域の皆さまと共に斎行されます。
今年は、役員代表者のみで斎行させて頂きました。
吉野山の氏神様である金峯神社の神様を守る、「運行/運航」の神仏であられる金毘羅大権現

秋は日本中で、自然の恵みに感謝し、自然との共存を祝福する祭礼が行われます。
本年は多くが縮小という形になっておりますが、最も大切な「神事 祭礼 法要 護摩」、神仏へ捧げられる祈りは、厳粛に粛々と行われています。

人の目に触れる触れない関係なく、極端に言えば、参拝者が零であっても百であったとしても、神仏へ向けられる真心と準備は、常に同じ。

心があるところに、祈りがある。
その神髄の原点と、しかと向き合う2020年-

Anju

10月の行事予定ご案内

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10月の行事予定ご案内

夏〜秋冬にかけて、どんどん透明度を増す昼空と夜空を見ていて感じることは、数百億年という宇宙の時間をとっても、全く同じ風景は2度とないということ。
同じサイクルを毎年繰り返しているようで、常に変化&進化し続けるからこそ、未来へ繋いでいける想いがあります。

皆様の人生において、今年、変化&進化していることは、何ですか?

Anju

→10月『お寺で癒(い)よう 〜五感を澄ます体験〜』プログラム実施日: 10日(土) 11日(日) 23日(金) 28日(水) 31日(土)

『月次祭 お護摩の日〜イヒカの火〜』