行事

同じ道、同じ景色、でも、違う道

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奥駈修行に向けて、準備がすすめられる、ここ数週間ー

毎年、同じ道、同じ景色の中を歩くことについて、住職に聞いたことがあります。

その時返ってきた最初の返答は、
「道は変わらず同じであっても、心の在り方によって、毎年、すべてが違う。」

同じ道、同じ景色、でも、毎年違って見えるー

15歳から奥駈修行を修する住職にとっても、48年間、1度として同じ風景はなかったこと。

その時の、人生の様々な体験、想う人達 想われる人達の存在、祈願を託す人達の存在…そして同行(どうぎょう)する修行者達の存在ー

自然は、「窓」か「鏡」かー

修験抖擻(とそう)最高の錬行たる修行といわれる、奥駈に息吹く、深い深い意味と、厳しさの真っ只中にある「優しさ」を、この時期は特に考えさせられますー

*写真は、毎日同じ場所にあり、毎日見る身近な風景ー でも毎日一瞬一瞬、異なる風景ー

山上の役行者像ー
山上のサンタクロース

大峯山上 櫻本坊参籠所 坊守撮影

1本の護摩木の重み

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「お祈り、よろしくお願いします」

1本の護摩木を、大切に大切に握りしめて、授与所にお持ち下さるご参拝の方々が、いらっしゃいます。

その1本の護摩木には、祈願主さまの、人生の重み、生命の重みが宿っています。

その想いを、お預かりする責任の重みと、願い事が神仏に届きますように、と一緒に祈り寄り添わせて頂くことが、社寺の重要な役目です。

近年、護摩法要 ならびに 護摩木に関するお問い合わせがより増えました。

遠方で頻繁に伺えない、子どもが小さくて法要に参加することに不安がある、闘病中で実際に足を運ぶことが難しい…さまざまな諸事情と状況の方々に、祈りを身近に感じて頂きたいという一心で、コロナ禍中から「お護摩のライブ配信」を始めました。

そこから繋がった多くの皆様方との温かいご縁や、温かいお言葉の数々に、日々、我々の方が励みを頂き、笑顔を頂いております。ありがとうございます。

「お護摩のライブ配信」の枠だけでなく、月例の「月次祭〜お護摩の日〜」や、4/8・10/1の大護摩供法要「大祭日」への護摩木祈願申込、に関するお問い合わせが増えておりますので、オンライン(郵送)にてお申し込み頂ける専用ページを新たに致しました。

https://sakuramotobou.or.jp/event/contact/hirakegoma-2023.html

櫻本坊の『道開き』の力が、より一層、1人でも多くの方々の願いの成就に結ばれていきますよう、心よりお祈り申し上げます。