祭禮

炎と結晶と

悠然, ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 祈りと医学, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, 修行, ことば

月例「お護摩の日」🔥

本堂にてご参拝の方々が書かれました護摩木・全国各地よりお申し込み下さっている郵送護摩木を、毎月のお護摩でお焚き上げしています🔥

護摩木お申し込み(郵送)専用ページは、HP内「ひらけごま」にございます✨

2・3枚目は、大講堂の窓から、昨日の雪景色❄️
今日は日が照っていて青空がのぞいていますが、皆さまも引き続き暖かくしてお過ごしください✨

マトリックスのような

悠然, ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 祈りと医学, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, 修行, 大峰山, ことば

雪が降る様子をじっと見ていると、一瞬、すべてがスローモーションに見え、時間が止まったような感覚になります❄️

吉野山も、もう暫く寒さが続きそうですが、桜にとったら、このラストスパートの冷え込みが、咲くスイッチとなります🌸

今年の春は、新しい取り組みも開始予定です。

「楽しい」と感じることは、決して「楽する」ことでも、「楽なこと」でもないのが、真理。

銀世界が溶けた後に出会える、あたたかい日差しと花々の華やかさを想像しながら…着々と進む、様々な準備を楽しむ冬のお寺の日常✨

伝統を背負う

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 祭禮, 行事, 想い, 祈りと医学, 講演, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, お守り, 修行, 大峰山, ことば

形のない教えを伝える、形のある教え。

当寺院にて80年以上、大護摩法要にて使用しておりました、法具「板笈(いたおい)※」は、金襴新調張り直し・朱赤紐と蓮雀(ショルダーストラップ)新調結び直しのため、昨夏より専門業者に預けていました。

先週、無事すべての修理を終え、お寺に戻ってまいりました✨

※板笈:古来、山伏が山中で修行する折に、念持佛・法具・仏具・閼伽水を入れる水筒など、修行に必要な道具一式を入れて運んでいた、今で言うリュックサックのようなもの。現代では、山伏の歴史を知る貴重な法具として大切にされ、大護摩の行列や問答作法の折に実際に背負い、山伏の象徴として使用される。

櫻本坊では、「花まつり大祭(4/8)」ならびに「吉野聖天大祭(10/1)」にて行われる大護摩供法要で、必ず使用しています。

近年、法衣や法具という特殊なものづくり、また修理に関して、技術者や職人さまが激減しています。
この度の板笈の修理も、「もう今後は、直せる人はいません」と…厳しい現実を目の当たりにしました。

これからも永きにわたり、受け継がれし修験道の文化を未来へ繋ぐことへの情熱の深さは、言うまでもありません。
同様に、先人たちの教え…更にはその伝統を生かす職人さま達の想いと、貴重な技術の集大成を、私たちもしっかりと背負い伝えていくことの責任を、ずっしりと感じた次第です。

この度、修理を引き受けて下さいました、林勘 法衣法具専門店様、ならびに携わって下さいました職人皆さまに、心からの感謝と尊敬の念を申し上げます。
ありがとうございました。

写真は、ビフォー&アフター✨