献茶式 斎行✨
本日、本堂 天武天皇ご神前、大講堂 聖観音・役行者母公ご宝前にて、関係者皆様によって、献茶式が斎行されました。
本日28日より来週4日まで、当山 大講堂 ならびに奥座敷におきまして、裏千家の教授ご指導のもと、吉野山 大花見・桜中茶会が催されております。
期間中は、どなたでもお席にお入り頂けます。ぜひ神仏の見守る、桜花咲き初めんとする場にて、お茶の精神世界を体感しにお越しください✨


*大講堂では立礼のお席のご用意もございます


*夢見の桜の元での野点風景
Anju
起死回生 復活の神のオホマヘで✨
旧暦の初午の日である本日 午前7時、高倉稲荷明神社にて、神職により祭礼を斎行させて頂きました。
当山 大講堂の奥(中境内)に厳かに存在するこちらのお社には、山(自然)そのものをご神体とする、山の神が鎮座されます。
こちらの眷属は、(キツネより古い)古来からの信仰が残る二頭の白いオオカミ達で、様々な魔や災いを祓い守護して下さっています。
清らかで力強い神仏達が宿る自然ですが、同時に、様々な魔も潜んでいるのが自然(山)。
山で修行をするということは、人間の心のスキ 弱さ 欲 に入り込む「魔」に侵されない強い心構えと、よっぽどの覚悟が必要です。
しかし、心の感情の揺れや、弱さを持ち合わせているのが私たち人間。
奥深く温かいこちらの山の神は、山に入る全てのモノを、いついかなる時も見放さず守って下さっています。
白オオカミ達は、山の神と共に、魔 病 厄 災いを、気高く闘い祓い、特に病においては、見放されたものさえも神の力で救う「起死回生」「復活」のお力が大変強い御霊であられる、と代々伝えられています。
祝詞を奏上させて頂く途中から、後ろの小さな鎮守の森から、小鳥達の歌声が響き始め、朝日の光が射し込みました。
神仏と心静かに向き合い、人の幸せ 世の幸せを永遠に祈り続ける場所で、ご奉仕できる有難さを噛み締める朝であった同時に、参拝される皆様からの、幸せな報告がたくさん寄せられる場所であり続けますように✨と胸が高鳴った1日のスタートでした✨
Anju
「しめい (使命・氏名)」
今日は節分 (追難式 ついなしき)✨
明日は二十四節気における一年の始まりであり、立春大吉✨
本日は本堂にて、節分祭の護摩が焚かれます。

櫻本坊のご本尊 役行者は、19歳のチカラ強いハツラツとした青年のお姿をされています。
同じく本堂 右手に鎮座される老相の役行者は、60代のお姿で、修行を積み重ねられた人生の後半だからこそ灯る、温かい眼差しを向けて下さっています。
そして宝聚堂に安置される役行者は42歳、修行・経験の積み重ねを社会奉仕への活力に満ちたお姿をされています。
年齢でお気づきの方も既にいらっしゃるかと思います✨
こちら櫻本坊に鎮座されます役行者はみな、厄除け つまり「祓う」お力が大変強い御霊であられます。
それぞれの神仏には、それぞれに名前ががあり、私たち人間と同じで「使命」「役割」があります。
イザナギとイザナミも、高天原から地上に降りて来られるさい、「伊邪那岐神・伊邪那美神」から「伊邪那岐命・伊邪那美命」へと名前が変わりました。
これは日本という国を産むという「使命」を与えられたからです。氏名には「命」が入りました。
節分のお札に、祈祷申込者の皆様のお名前を書かせて頂く時、それぞれのお名前に込められた意味と、それぞれの命の重みが感じられます。
自分の「氏名」に込められた意味。
そして与えられた「使命」を大切に…
まさに節目である今日、災難 厄を祓い、明日という始まりの日を気持ちよく迎えれる準備を致しましょう✨
Anju