お守り

革命の星のもとで -節分祭-

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革命の星のもとで

本日 13時より、当山本堂に於いて節分祭 護摩法要を厳修させて頂きました。
この毎年の「節目」の前後に、大きく動いていく何か…魂が揺さぶられる体験や浄化を、感じられる方も多いのではないでしょうか。

さて、星の世界-宇宙-では、250年ぶりに大きく星々の配置が動く、大革命の年であるのが、今年2020年と言われています。

フランス革命が起きた激動の時代と、同じ星の配置でもあることを思うと、私たち1人1人の心構えと選択が、大きくふるいにかけられる1年となりそうですね

そんな革命の星のもとで、人間として、どう想いを力にし、どう生き、どう心を持つか。
何を選択し、己にとっての「奉仕の道」を貫いていくか。

自分が常に言い訳とするモノと、闘っていくことの勇気-

自身の「在り方」を問われる日々の中…
今一度 足元を見つめ直し、自分の後ろ姿を客観的に捉え、六根清浄を爽やかに…更に進歩・進化・前進していけますよう、心よりお祈り申し上げます
Anju

トイレの神様のお話

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トイレの神様のお話

「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」をご存知ですか?
炎の神様で、あらゆる不浄や穢れを焼き祓い、浄化されるお力をお持ちの、またの名を「トイレの神様」
さて、私たち人間だれもが、生きている以上「食べること」と「排泄すること」は必要不可欠な行いです。
大黒(台所)とトイレを常に清浄にし、清らかに保つことは、人間の心身を磨き続けることに繋がります。

僧侶・神職になるための修行研修の中でも、真っ先にすることはお清め(掃除・トイレ清浄)です。
トイレの床に正坐ですわり掃除をする所もあります。
悲しいことに人間の心理として、前の人が雑に使った後は、次に使う人もいい加減に使いがちです。

「前の人も綺麗に使わなかった」
「すでに汚れている場所を自分が汚しても、誰にも分からない」
「自分の家じゃないし、どうせ誰かが掃除する」

…トイレにも常に「見ている・観ている」神仏がおられます。

「人が見ていない」トイレを綺麗に使い、また次の人が気持ちよく使ってもらえるように、自分の家だけでなく、他人の家、公共のトイレも綺麗にする/使う心がけ。

それは肩書きや序列に関係なく、みなに等しく与えられた「尊い仕事」

自分がされて嬉しいこと、は他者へも返していきたい
自分がされて不快なこと、はなるべく他者へは返さない努力をする

何気ないこの「清め」の行動が、自身の心を磨き、誰かへ向けられる「祈り」「想いやり」へと結ばれていく。

本当の意味の修行「=生きる行いを修める」とは、こういった日常の「他者への想いやり」の繰り返しの中…に溢れていると信じてやみません

Anju
……
写真は当山 参拝者用のお手洗いです。
烏枢沙摩明王に手を合わせてから、毎朝トイレ掃除から1日が始まり、毎夕トイレ掃除で1日は終わります。
トイレの清めのお話は、お子様だけでなく、得度式の心の教育でも必ずさせて頂くほど、大切な心得の1つです。
「烏枢沙摩明王」の祈祷札(トイレ用木札)は、当山授与所で受けて頂けます

吉野山 鬼フェス期間限定朱印巡礼 ご案内

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<吉野山 鬼フェス期間限定朱印巡礼 ご案内>

1月18日〜2月9日まで、吉野山では「鬼フェス」が開催されます。
この期間中、吉野山の各社寺では、節分祭に合わせ「鬼」にご縁のある朱印をご用意させて頂いております。
櫻本坊では、役行者のお側でお仕えした鬼の夫婦「前鬼・後鬼」の朱印を受けて頂けます

役行者の前を歩き、進む道を 力強く斧で切り開いた前鬼(ぜんき・夫)、理水(治癒水)が入った水瓶を手に、2人の後に続き支えた後鬼(ごき・妻)。

この2人が表すものもまた、陰陽そのもの。
そして、役行者にとって「家族」のような、温かい絆そのものであったのではないでしょうか

厄除け・災難除け・道開きの祈りと共に、皆様のご来山をお待ち申し上げます。

Anju