ことのは つづり

忘れてはいけない「日本」

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櫻本坊境内には、3本の「天武天皇 夢見の桜」が存在します。

先代・現・次世代…歴代住職たちが大切に継承してきた「夢見の桜」の子孫。
先代「夢見の桜」は枯れ朽ちる過程の中で、次世代 孫桜の肥料となり、その孫桜が、今年も開花致しました。
まだまだ小さな、小さな枝垂れ桜。
親である現「夢見の桜」が、毎年満開を迎える頃、一緒に咲き誇る次世代「夢見の桜」の姿は、サークルオブライフの真骨頂そのものです。
和を以て貴しとなす-
日本の精神性のコアにある「平和」の心。
それは決して、争いを避けるために、周りに合わせ同調するばかりではなく、より良いものを創りあげていくために、協調するプロセスを大事にするということ。

365日ある中で、たった1週間しか見れない桜から、忘れてはいけない「日本」を、観じます。

Anju

生と死の輪舞 〜今月の床の間〜

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生と死の輪舞 〜今月の床の間〜
吉野山では、すべての桜は御神木であり、枝を故意に折ったり切る者は、かつては腕を切り落とす罰に処されるほど、大切にされてきました。
今月の茶花にある枝樹は、「天武天皇 夢見の桜」が新陳代謝で地上に舞い降りた枝を頂戴し、これから咲かんとする椿の蕾と共に、「生と死」が表現されています。

何事にも始まりと終わりがあり、そして続いていくものがある。限定的であり、同時に永遠不滅の時間の中で、出会い別れを重んじる心。

一期一会ほど、重みのある時間が、他にあるでしょうか。

Anju
掛け物: 桃花千歳春
邪気・禍を祓い、どのような環境下であっても美しく咲き誇る桃の花。その様子から、幸福が末永く続くといわれています。