想い

その一歩に、命をかける

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奥がけ 心がけ 命がけ
修験道の修行の中でも、最もコアで重視され、大変厳しい登拝修行、奥駈(おくがけ)ー

役行者が自らの足で歩み開いた大峯山脈を、山々の神仏に祈りを捧げながら、歩かせて頂く5日間。

修験者 修行者の憧れの修行ですが、山に入るためには、相当の覚悟と心身の準備が必要となります。

奥駈修行入峰まで、1ヶ月をきりました。

すでに様々な準備がすすめられ、同行(共に修行する)させて頂くサポート隊の我々も、「奥駈モード」突入です。

Anju
……
大峯山裏行場「東の覗(のぞき)」

役行者は、それぞれの行場で何を見、何を聞き、何を感じ、何を伝えたいと思ったのかー

当時の人たちの足腰の強さは、現代の人間のものとは比べものになりません。

「歩くことが大変」…では全くなかった時代…その先の何を見つめ、何を求めたのだろうか。

自然が教えてくれる「一歩先」のことー

(山上参籠所 坊守撮影)

大峯山の魅力発信⑦

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大峯山シリーズ

この世での「死と再生」を体験する修行が行われる、大峯山 裏行場。

代表的な行「胎内くぐり」-
私たちは、何度でも何度でも、生まれ変わることができる。

でも「自分で気づかない限り」は。

「あなた次第よ」は、とても厳しく、責任放棄のように聞こえます

でも、いつだって気づくためのヒントをくれるのも、自分で気付けるまで待ってくれるのも、自然。
心あらため門を叩きなおした時、もう1度道を求めた時、自然は私たちを絶対に拒絶しません。

「おかえり」「いってらっしゃい」と、肩をなで、背中を押してくれる。
生まれる時、真っ先に私たちを包むのは、光ですー

たとえどんなに道が外れ軸がズレてしまったとしても、自らの意志さえあれば、いつなんどきでも、修正していける。

なんのための修行か?
自問自答し続け「気づいていく」道のりこそ、修験の道です。

(山上参籠所 坊守撮影)

鏡の法則

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「信頼」を、ポンッと…優しくボールのように相手に投げてみる。

すぐには反応がなかったり、望んでいない形でボールが返ってくる時もあるかもしれない。

でも、自分が外に放ったもの、投げたものは、いずれ思いがけない形で、そのまま自分に返ってくるとすれば…?

嫌な出来事・不愉快なコミュニケーション・裏切りや誤解によって生じる勘違いや悔しさ、生きていれば誰もが経験します。

自分がされて嫌なことは、可能な限り…人にはしない努力をする。

やったもん勝ち・言ったもん勝ち…無責任な言葉ほど、日々私たちは敏感にキャッチしやすい。
そんな時、相手側に鏡が向くように置き、自分をそっと鏡の後ろに控えるイメージングをします。

相手が放つネガティブさは、鏡に反射してもらい、自分の心には入れない。自分も同じように、仕返し・やり返しという報復をすることは、自ら進んで闇に堕ちていく選択をすることです。

相手を打ち負かすことこそ勝利?
相手が投げてきた無責任なボールを、同じように自分も投げ返すのではなく、鏡に跳ね返してもらう。

結局自分が投げたボールが…自分に返ってきます。

だからなるべく…自分が投げるボールは、相手を思うがゆえの優しさと厳しさでありたい。

Anju