Posts published on 12月 2020

その灯火を、どうする?

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夜明け前の静けさと暗闇の中で

自身を1本のキャンドルとしてイメージした時、その炎はどのような揺めきでしょうか?
大きさは?色は?形は?

そして、その明かりは、周りをどのように照らしているでしょうか
主のキャンドルの灯火は、他のキャンドルへ分けられていき(分燈)、その場がどんどん明るく照らされていきます。

分け与えても、主のキャンドルの炎は、決して弱まったり、消えません。
なのに、既に十分ある灯火の尊さに気づかず、もっともっとと、欲しがる私たち人間。

自分のものが減ると感じるから、独占欲にかられ、想い合う心が欠け、争いが起こる。

「人に与えても、減らない灯火」
自身の生命の燃やし方、1本のキャンドルとしての在り方(人生)を、イメージングしてみる。
キャンドルの炎を燃やし続ける燃料、その想いが、まずは絶えないように。
その灯火を分け合い、ともに照らし合う、互いの存在の有難さを忘れないように。

この世界を明るくしていけるのは、決して他人事ではない…私たち1人1人の良い想いです。

Anju

自燈明(じとうみょう): 自身が燈明の光となる

祈るように、生きる

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祈るように、生きる

「祈り」と聞くと、日常とかけ離れた遠い場所にあるもの…1年の各節目や人生儀礼の際にしか触れないもの…なんだか難しいもの…気休めじゃないの?…そうイメージされる方も多いのではないでしょうか。

実際は、「祈り」ほど私たちの最も近くで、そして「ど真ん中」に存在するものは他にありません。

生命・愛・想い・言葉・挨拶・日常・家族・人生・絆・ご縁・未来…これら全てが、祈りそのものであるからです。
自分が想像する以上の多くの人たちの「願い」や「想い」によって、自身の生命は産みだされ生かされています。

そして、自身が発する想いで、誰かの今日が笑顔であるのなら、「生きている」ことは、絶対に無意味なことじゃない。
無駄な時間も出会いも、そして別れ(解れ)もありません。

生きることは、祈り。
生きることが、祈り。
今、この瞬間が、祈り。

今日という日の祈りが、温かく前向きで優しいものでありますよう

Anju