評価しないもの
梅の花の香りが部屋に充満し、確かな春の訪れを実感します。
花が開く様子は、心を開く様にも見えます。
大切にしているものや約束は、自分の中で「守る」ことばかりに徹
「約束は、実現してこそ守られていく」
守るためには、実行する努力が求められ、閉じるのでなく心を開く
念ずれば花開く-
何事にもタイミングがあって、その人にとっての四季の巡りの中で
そして、その花々は本来、評価・点数・名声を求めません。
その花の美しさは、自身の生き方や生命力が表現された姿であり、
どのような花が咲いても「綺麗だよ」「ありがとう」という感謝の
そこから、執着・欲・傲慢さを削ぎ落としていけるように。
自分と、誰かとの約束の実現として、その花が咲いたのであれば尚
誰にも何も文句は言わせない=評価はせず、されない。
それほど強い意志をもててこそ、守っていける本質や、揺るがぬ想
Anju
掛け物: 『梅花開五福』
櫻本坊では「清めること」を何よりも重んじ、六根を清浄にするた
この度、長年実現を夢みておりました、新しい授与品のご紹介がで
毎夏、多くの行者が「六根清浄」を唱えながら、最も厳しい「大峯
中には、脚をひきづりながら、痛そうに帰って来られる姿を見て、
生半端な気持ちと覚悟では決して行えない修行中、心身を癒しサポ
自然の中の薬剤師であった役行者…その祈りの力をお届けします。
………
『藥艸(くすりぐさ)オイル 〜役行者 治癒守り〜』
-全身の筋肉の疲れに-
貴重な天然香料を使用し、護摩によって祈祷しています。
尊種の薬
修行のお供に・日常でこわばりを癒したいとき・巡りを良くしリフ
オイルをつけ、手で軽く伸ばしてください。
お肌が弱い方は、ホホバオイルなどに混ぜてご使用ください。
*行者・山伏の修行に限らず、日常生活の六根清浄のためのお守り
*専門家と連携し、１つ１つ丁寧に手作業でお作りしているため、
ここにくるまで
多くが、機械化によって大量生産が当たり前になる中、「ひと手間
御札や御守りも、種類によっては、すべての行程を社寺内で、手作
墨をすり、木札の表面を滑らかに整え、紙を切り、紙を折り、水引
もっと言うならば、ここにこの状態でくるまでには、木を切り型を作る人がいて、紙や紐を作る人がいる。
最後にお護摩でご祈祷されるまでの、すべての行程も、大切な清め
丁寧に、大切に、一呼吸調えながら、相手の幸せと笑顔をただひた
言霊と真心は、一切誤魔化せません。
そして誤魔化しが効くものは、本物ではありません。
同時に、今まで以上に、自分たちの手元に渡ってきた「もの」への
どのような想いで選び、作り、運び、渡すのか。ここにくるまでの
…それが、一杯のお茶であっても、同じこと。
「そこに、愛はあるんか？」
まさに、この有名なキャッチフレーズに尽きます。
Anju