Posts published on 10月 2023

今までの事が導いてくれる

悠然, ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, 祈りと医学, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, ことば

今までの事が導いてくれる

吉野山の氏神様である金峯神社の神様を守り、神輿の「運行/巡航」安全を護られる金毘羅大権現。

毎年10月10日19時より、当山境内 天武天皇 夢見の桜の側に御坐す、金毘羅大権現社の祭礼が、地域の皆さまと共に斎行されます。

私たち人間も、1人1人が舟です。

頭上の星の存在だけでは、曇り空や嵐の渦中は、進むべき道に迷ってしまうかもしれない。

いつだって、道を見出し突き進んでいく判断と決断を下せるのは、最後は自分自身。経験と、信念。

見えると安心し、道しるべとなる灯台ー

自分の現在位置と、進む方向を教えてくれる灯台は、私たち1人1人の心にも存在しています。

振り返れば、よくここまで、遠くまできたもんだと、今までの航海を思うでしょう。
その航海のすべてが、決して順調でない日もあったなか、その荒波で失ったものと、得た知恵や知識は、絶対無駄にならない。

”The things you have learned will guide you“ ー今までの事が導いてくれる

すべては「想定内」と思える信念の強さと、常に前を向く力を与えてくれる、過去の自分と経験に、感謝を✨

大講堂の雨漏りを緊急で防ぐ工事が始まりました

悠然, ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 想い, 祈りと医学, 講演, インターナショナル, 植物&食物, シンポジウム, 聖地, 神仏, 修行, 大峰山, ことば, リトリート

大講堂の雨漏りを緊急で防ぐ工事が始まりました。


写真は、工事関係者皆さまと斎行致しました、工事安全祈願・修繕成満祈願法要の様子。また大講堂の現在の様子です。

工事は2期(外装と内装)に渡って行われます。
*工事終了予定: 令和6年5月

つきましては、来年全工事が終了するまで、大講堂ご本尊「聖観世音菩薩」さまは、聖天堂へご遷座頂いております。

同じく大講堂ご本尊、ならびに吉野山寺宝めぐり「役行者母公」は、滋賀県 MIHO MUSEUMへ巡錫中です。

大講堂を象徴する襖の書「世界 平和 生命 同一」も現在ご覧頂けません。

ご拝観は通常通りして頂けますが、工事中でありますことを何卒ご理解ご協力お願い申し上げます。

………
工事と並走して、クラウドファンディングに挑戦します!

挑戦期間: 11月1日(水)〜12月25日(月)
目標金額: 1200万円

資金使途:大講堂の屋根修繕工事費用(外装と一部天井&壁内装)ならびに クラウドファンディング諸経費

大講堂は、6年前より雨漏りが発生しており、今夏8月の台風により被害が拡大。以後、通常の雨や夕立でも雨漏りし、もう応急措置ではどうにもできず、待ったなしで、雨漏りを止める即急な大規模修理が必要となりました。

お寺で準備していた資金と、この数年来、ご信徒様・ご参拝の方々を中心に勧進してきたご浄財にて、有難いことに何とか工事着工は実現しましたが、目標額には至っておらず、更に資材高騰などの世情が加わり、工事費用全額を寺内努力だけではまかなえません。

そこで、工事と並走して、より幅広く皆さまからご支援を集めるため、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

皆さまと共にこのお堂を永く親しんで頂きたいという想いを力に、お力添えを何卒お願い申し上げます。

現在READYFOR(レディーフォー)を通して、広報Webページを準備中です。11月1日に公開開始ですので、オンラインよりご支援頂ける方は、何卒よろしくお願いいたします!

オンラインからのご寄付が難しい場合は「代理支援」という方法がございます。当寺院へ直接お振込み・ご送金頂き、こちらからオンラインで手続き致します。

支援方法・代理支援お申込など、お問い合わせは直接寺務所までお声かけ頂くか、
お電話 TEL 0746-32-5011 または
メール info@sakuramotobou.or.jp
まで!

ご周知 ならびに ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします!

実行担当者: 巽 安寿(タツミ アンジュ)まで

神仏は「生き」続ける

ボーダーレス, ことのは つづり, 縁の下の力持ち, 祈り, 季節, 祭禮, 行事, 想い, インターナショナル, 植物&食物, 聖地, 神仏, 大峰山

先日 10月1日(日)19時より、大梵天王社(小山神社)にて、祭礼が行われていました✨

古代インドの神様で、創造の神として崇められ、また仏法を護る神として、日本全国で祀られています。

こちらの小山神社は、夏の大峰山開山期間中、大峰山寺を目指す山伏・修行者たちが必ず勤行するお社です。(通称:吉野登り)
当寺院の奥駈修行の折も、出発して1番初めに勤行する神様です。

世界中に、このように社殿や伽藍の大小に関わらず、また時には山奥や秘境の地に祀られる、偉大な神仏が沢山いらっしゃいます。

そこに手を合わせ、祈りを捧げ、大切に想う人たちがいるかぎり、神仏は「生き」続ける。

たくさんの神仏に見守られ、生かされて…人間とは、大いに恵まれた生き物であると、あらためて実感いたします。